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2012/03/20

PDAの進化

学部学生4年のとき、医療情報部に入り浸り、当時まだまだ実用は遠い先といわれていた病棟での電子端末応用法について研究したことがあります。当時はPalm、HPの200LX、ザウルス、WindowsCEというものが主体でした。多くの先生方はPalmを使用していましたが、個人的には後2者を使用し、国産の使い勝手がよく、CPUパワー、画面ともに素晴らしいザウルス(パワーザウルス仕様、アイクルーズは高くて買えず)、WindowsCE(PocketPC、HandheldPC)を選びました。最終的にはWindowsCEとアクセスを用いた熱型表の転送装置を作りましたが、当時は無線LANなし、PPPは33600、USBもなくRS232Cで128K転送という悲惨なものでした。結局クレードルとRS232Cを用いた転送には成功しましたが、その時に得た情報がありました。
画面の大きさは3.7インチがベストであること。音声認識があれば誰でも使える。
その後、WindowsCEは不調におわり、(SONYのCLIEに負けた)、HandheldPCも撤退、消滅しかけました。
(HTCの初代CE2.0マシン、NECモバイルギア(キーボードが素晴らしかった)、富士通インタートップCX310(これはメールの読み上げ、メーラーからスケジューラーへの自動取り込みなど優れていた)、Jornada、iPAQ2210、DELLのAximX50vを経てSigmarionIIIに至った。その頃は電子メールの使用がほとんどで、やはりキーボードが欲しかったため、SigmarionIIIがよかった。
スライドキーボードのついたW-ZERO3(初代)は当時高価で変えず、Esを購入、Ad-ESになり、最終的には秋葉原のバッタ屋でWS004SHを5000円で購入した。モノとしての出来は圧倒的にWS004がよかったがメモリが少ないこと、大きさの割に容量の小さなバッテリ、WiFi使用時の凄まじいバッテリ消費量と大きな添付ファイルが開けないことでHybridESに進化。これが不味かった。やはり当時の予測変換ではQWERTYは必要であり、使用を断念。黒SIMをWS004につなぎ、つなぎ放題かつモデムとして、DocomoSIMはバッファローのPortableWiFiに入れて使った。

それから14年たち、ようやくそれらを充実したものがあります。Siriか、AndroidのVlingo。Siriはアプリケーションやデバイスへの制限が厳しい。Vlingoならいけるか?ただ、画面が4インチ超級が主体のAndroidはタッチ操作が厳しいこともしばしば。さて、どうなるか楽しみです。

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