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2012/05/24

iPad購入とメタボバッテリー

このところ、業務に追われ、更新ができていませんでした。水曜日のカテ室は非常に充実したものでした。
さて、皆様に遅れること数カ月、ついにiPadを購入いたしました。

WiFi+3Gモデルのブラックです。iPadですが、ソフトバンクセレクションというショップにあったケースを買いましたが、正直、これはかなりダメです。チープで蓋もグラグラです。今度おしゃれなものを探したいと思っています。フィルムについても「よいものを使うように」との言葉が多く、しっかり調べて購入したいと思います。画面の美しさと視野角はかなりイイ感じです。外来の画像参照用高精細モニターよりもきれいです。

ソフトのインストール、大きめのデータなどには必ずWiFiのデータ通信が必要というのがポイントです。WiMAXのルータかARROWSでのWiMAXテザリングを使用せざるをえません。WiMAXの感度は圧倒的にNECのAtermWM3500がよく、ARROWSは非常に弱い印象です。また、AUのWiMAXテザリングが解禁になった地点でWiMAXの回線廃止を考えましたが、感度が弱いこと、WiMAX+WiFiテザリングの場合はARROWSのバッテリが1時間しか持たないという問題があり、解約ができていません。(ほか、Let'sNoteでもWiMAXアカウントを使ったり、WirelessGATEのWiFIも使っています)
そこで、メタボバッテリーを装着したりはしています。下記のものです。値段も高いですが、これをつけると一日ARROWSが使えるようになりました。
 
といっても、まだまだルータとしての実用は発熱の問題もあり、使い物になりません。ただ、このメタボケースにより、空気のスペースが広くなったことで、発熱はマシになりました。やはり小さいだけがよいわけではない=GalaxyやEVOがちょうどよいバランスであったことが照明された印象です。

アプリも探していこうと思います。とにかくFacetimeを使った遠隔医療に応用したいです。

2012/05/19

糖尿病とCGM(24時間持続血糖測定)

家内が作成した記事ですが、CGMを突き刺されているお腹は私のお腹です・・・
実際に行ってみるとインスリン分泌のタイミング、どの治療法がよいかよくわかります。特に1型、ブリットルには有効です。当院のものはCGM-Goldであり、入院での使用においては72時間の測定期間中、毎日データを確認しながらインスリンを検討することで、最適な治療法を行うことを目指しているようです。後日私のデータも公開いたします。焼き肉負荷試験、コーラ一気のみ負荷試験、アルコール負荷試験、ポンジュース負荷試験、と様々な人体実験をさせていただきました。
しかし、日本で現在使用可能であるCGMゴールド(Medtoronic)は何世代も前のもので解析ソフトもWindowsXPまでの対応です。(Vista以降は動作せず) 新しく出されたワイヤレスのものは終了まで検査結果の確認ができないため、外来メインの使用となってしまいます。はやくアボット社の最新のCGMSを導入していただきたいものです。

2012/05/18

5月21日深部静脈血栓症・下大静脈フィルター公開講座

来週月曜日 5月21日の下大静脈フィルター勉強会ですが下記となりました
Cordis社のご厚意により、周辺医療機関の方々にも来院いただけることとなりました。
深部静脈血栓症・肺塞栓による突然死、悲惨なCTEPHとなられる患者さんを一人でも減らすことができるよう取り組んで参ります。

17時15分開始(開場は17時10分)
≪第1部≫25分+Q&A
・DVT、PEについて :病態、病状、原因など
・VTEの予防について :弾性ストッキングなど(ガイドラインに沿った内容)
・VTEの治療について :血栓溶解、吸引、IVCフィルター
・IVCフィルターの役割
・IVCFの種類
18時ごろより
≪第2部≫45分+Q&A
・IVCFの適応
・OptEaseの製品紹介
・OptEaseに関連するデータ :Jonas、Proof、TrapEase751例の報告
・永久留置型と回収可能型の使い分け(ガイドラインから)
・永久留置型フィルターに対するPMDAからのアナウンス :回収可能型への移行の狙いで
・PREPIC Study
・世界のトレンド

2012/05/14

心房細動とイグザレルト

いよいよワーファリンに代わる薬、イグザレルトがバイエルより本格発売となりました。私は基本的に新薬には飛びつきません、むしろ1年間吟味してから使うタイプです。しかし、今回は違います。積極的に使っています。
心源性脳塞栓は、最も予後不良または重篤な後遺症となる疾患です。患者さんアンケートで「最もなりたくない疾患 第1位」は脳梗塞です。しかし、残念ながら十分な抗凝固療法がおこなわれているのはわずか40%とされています。(PT-INR2.0-3.0の至適治療域) やはりワーファリンは問題の多い薬です。
1:薬剤相互作用が多く、食物との相互作用も多い
2:Dose調整が面倒。体重、年齢、性別で「大まかな」予測すらつけることがしばしば困難である
3:場合によっては5mgあるいは8mgという大量の小粒を飲まねばならない
4:初期導入は最低週1回、場合によっては2回のPT採血が必要となる。外来で採血の待ち時間は患者にとって最も苦痛な時間とされる。また、調整には約1カ月を要し、その間のStroke発生リスクもある。さらに、その後もDose調整が必要となる。
5:ちょっとした右心不全の悪化で一気に効果が増強することがある。
6:K2Nを拮抗目的で使用しても、出血傾向があるときはなかなか効力を発揮せず、結局6時間程度かけて何度もPTを採血しつつ複数のアンプルをIVしなければならないことが多い。というものです。そのため、開業医さんへの逆紹介も受けていただけないことが多々ありました。

イグザレルトの前にプラザキサというものがありました。しかしこの薬には欠点があります
1:カプセルなので飲みにくい。脱カプセルができないため、PEGの患者さん、嚥下障害の患者さんには使用できない。
2:出血性合併症がワーファリンに比べ「非劣勢」であった
3:生体使用率が約6%と少ない
4:1日2回の内服が必要であり、ホームヘルパーが1日1回の訪問の場合、飲めないことがある
5:効果のメルクマールがない(最近になりAPTTが、と言われるようになりましたが??)

そこで、イグザレルトです。
1:あくまでCCR、年齢(75歳以上)に応じたDose調整
2:10mgまたは15mgの1日1回、1錠の服用という安定性
3:拮抗薬はないが4時間から6時間で効果が減弱するとされる
4:食物の相互作用なし
5:消化管出血、脳出血は治療域(INR2.0-3.0)のワーファリン群に比べて約50%である。
6:最終服用から24時間経過すれば、内視鏡処置も含めた手技・処置が可能とされる。すなわちヘパリン置換の必要性がかなり減少する。また再開も1T内服直後から効果を発揮する。不安な場合はPT-INRがメルクマールとなる。
7:欠点はすこし高価であることと現状で14日処方しかできないこと。適用はLoanAfのみであり、弁膜症合併症例、肺塞栓、DVTなどへの適用はまだない。(適用についてはプラザキサと同じ)

という状況です。やはりイグザレルトが使える患者さんには使いたいものです。自分でも自分の家族でも、必要な場合はイグザレルトを使うと思います。

2012/05/10

カネカRシーネ

東可児の進先生のブログで拝見。早速入手させていただきました。
1箱に4コ入っています。一個4000円くらいだそうです。素材は計量強化プラスチックの外側に柔らかいウレタンスポンジの内側、ナイロンのバンドです。全て水洗いが可能なので清潔です。

早速自分でも試してみました。また、患者さんにも使わせていただきました。TRバンド、ラディスポがずれないよう、手首穿刺の時に私はわざと指2本分屈曲部位から体幹側を刺していました。それでもついついドアを開けたり、荷物を持ったりすると、ラディスポはずれてしまいます。ラディスポもできるだけずれないよう、ジェルの圧迫となっているゼメックス社を採用していますが、それでもずれることがありました。武装によりずれなくなることはOKだと思います。が、、、問題点も。ちょうどラディスポを緩めるゴムバンドの操作がすこししにくくなるかもしれません。一度完全にRシーネを外してから「痛いのでちょっと緩める」作業を行い、もう一度Rシーネを装着するという作業が必要になりそうです。うまくいけばよいのですが、一度緩めて再出血した場合、片手でラディスポを抑えたまま、Rシーネを外し、ゴムをしめるのはちょっと難しいかもしれません。(二人いれば楽勝だと思います。)
一方。テルモのTRバンドには絶大なるパワーを発揮します。Rシーネのナイロンベルトを、特に体幹側のものは、締めすぎないよう気をつける必要がありそうです。(静脈うっ帯をおこすため)
しばらく使ってみます。KANEKAさん、早々の手配、ありがとうございました。

2012/05/07

今日の外来

研修医の加藤先生がゲシュライバー。午前に20人の患者さんを診察させていただきましたが、入院予約が6人。RFCAが2人、ASOのPPI予定が2人、狭心症のPCI予定が1人、ASの手術前が1人。ほかは、PCI後の説明、PPI後、ワーファリン導入中、心不全の処方調整中・・・・などなど、「大丈夫ですね、また*カ月後」という患者さんは皆無でした。急性期病院、病診連携をすすめた結果ではありますが、非常に内容の濃い20人でありました。

2012/05/05

今年初の瓶が森

早朝に国道194号線から寒風山をとおり、瓶が森までいってきました。西条市内から寒風山まで30分、寒風山入り口から瓶が森駐車場まで約50分です。これは子持ち権現という岩です。北側の絶壁に鎖があり、信者さんの修行の場になっています。とても私は無理です。


 白骨林+笹原+石鎚山 西条市民にとって石鎚といえばこの風景がよくでてきます。この笹はクマザサです。厳しい環境なので笹しか生えることができないようです。
将来白骨林になるであろうパインの木の間から石鎚が見えました。

2012/05/04

本日は霧の森高原(四国中央市)に立ち寄りました。名物の霧の森大福をゲットしました。道の駅「霧の森」では約15分の行列でしたが、昼過ぎでも十分な数は残っていました。 そのあと、霧の森高原、というところに行ったのですが、ほとんどが1車線で対向が難しいところでした。

 高原からは瀬戸内海も見渡せます。そこから見えたのは、瀬戸大橋。やはり明石大橋の大きさ、来島大橋の3連も素晴らしいですが、分厚く迫力あるのは瀬戸大橋です。
X-S1の624mmズームはいいものです。
 そのまま新宮ICから戻ることも考えましたが、せっかくなので、銅山川にそって金砂湖をまわりました。途中、法皇トンネルのわきにある滝です。新緑はここまで美しくなっていました。四国に帰ってから山に行くこともできていなかったため、久々の自然林、滝を見ることができ、リフレッシュしました。
本来ならスローシャッターを撮りたかったのですが、風がかなり強く、三脚すら使用できない状況でした。
四国中央市(伊予三島)にある展望台からの眺めです。ツツジは満開、瀬戸内海をとおして本州もうっすらとのぞむことができました。
ここは本来、夜景がきれいなところのようで、一眼レフに三脚を持って臨みたいと思います。
フジ独特の色合いが好きなのでサブカメラとして使っています。
次に機会があれば、本命のD3+ZFを持ってきたいと思います。