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2013/01/29

西条市の救急医療と医師不足

先ほど西条市の市報に挟まれていたものです。私が着任後この1年間伝え続けていたことがようやく市報として、配布されました。しかしここにはポイントがあります。
減少したのは「平成16年から22年」で17名です。さらに「内科医」「外科医」の減少はその中で何名か、勤務医の減少は何名かということも把握していただきたかったところがあります。ともあれ、西条市民が良識をもった医療資源保護に協力してくださることを切に願います。そもそも、東予市、小松町、丹原町をカバーしていた西条市立周桑病院が2次救急として機能してない(内科の救急当直は人口の半分をカバーする地域にあるにもかかわらず一ヶ月に1回から2回程度!)ことで、済生会西条病院と西条中央病院、村上記念病院に負担が大きくのしかかっていることからも、この窮状となったのではないかと思います。「人口がいる医療過疎」これほど怖いものはありません。

良識ある市民の皆様のご協力があることを祈ります。だれもが病気にはなるものです。重い患者さんから診察します。夜間では検査も処方も十分にできません。さらに割高です。「かかりつけ医」を大切にしましょう。開業医の先生方は毎日、地域の皆さんの健康を守るため、東奔西走され、汗だくでがんばってくれています。さらに、一次救急も分担で担当してくれています。
そして、西条高校から一人でも多くの医師が輩出できるよう、教育の充実とレベルアップを心からのぞみます。理数科を再度見直し、往年の栄光を取り戻していただきたいものです。



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