Local Facultyの愛媛労災病院の見上部長も来院してくださり、前半はカテ室、後半は講堂でライブ中継の司会を行ってくださりました。若手の先生もいらっしゃっており、今後も是非一緒に、愛媛県東予地区のインターベンションを盛り上げていきたいと思っております。
EagleEyeでみたところ、FibrousなPlaqueであった。5Frの場合はViewITかEagleEye。
2004年に留置されたCypher手前のPeriStentStenosis。狭心症症状+CTで狭窄+シンチで優位なLCX領域の虚血に再分布。5FrTRI(IL3.5)で施行。ちなみにCypher内はIVUSで見る限り内膜の増殖「なし」!!金子・伊元でさくっと終了。カテ室の操作状況についてもGuestOperatorに確認していただくためのCaseでした。ちなみに、伊元先生にはそんな配慮はありません。
さて、Case3。一見、Microchannelに見えますが、#3は完全にBridge!Septalから4AVとPDに側副血行がいき、シンチで下壁は完全に虚血+再分布。前方開口と肩上がりと#2の狭窄がTrapの症例。
予想通り、#3はXT-Aが通過せず、そのあと、GAIAが通過するも、RVでアンカー下、1.2mmのバルーンを持って行こうとしてもシステム離脱。
TFIでBidirectionalに切り替え
もしかして、ランデブーになるか?
とおもいきや、あっさりと、GAIA2ndがAV、XT-AがPDに。
Stentingして終了。狭心症がとれ、下壁の運動がよくなってくれるとうれしいです。
TFIですが、2階建て穿刺です。圧迫は人力で20分、片足のみの安静ですみます。アブレーションのとき、静脈に4-5本刺していることをおもえば、2本くらい簡単に刺さります。もちろん、エコーは確認しています。
武田先生の講義は、「PCIに活かすためのIVUS読影」というテーマで、冠動脈の屈曲、分枝、WireBias、IVUSのコア(ミラー)という観点から、「どこをどう広げれば安全か」「今後DCAが再登場したときには!?」というテーマでした。一度このご講演をお聞きしたことがあったのですが、もう一度教えていただきたくてお願いしました。
後半はステント血栓症についてです。2004年頃のDES=Cypher、本当に怖いです。私はVLST(Very Late Stent Thrombosis」により患者さんを失っています。当然ながらどのインターベンショニストも経験しているものですが、本当に勉強になりました。消化器内科の院長、病理のセンター長をはじめ、他科の先生にも好評でした。
さあ、烏谷さん。これは3例終了後、申し送りサマリーをまとめてくれているところです。決してさわやかとは言えませんが、いい表情です。
臨床工学士チーム。安全の番人、データマネージャーとしての通常業務に加え、スクラブもこなしてくれました。徐々にコメディカルの層が厚くなってきており、状態の悪い患者さんでも安心してPCI、PPIが行えるようになりました。
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