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2013/10/27

第3回 START Conference 「落合先生 PCIという宇宙を語る」が開催されました

ボストンさんと第一三共さんの共催で、第3回START Conferenceを開くことができました。今回のテーマはPCIは宇宙へ!ということで、現在世界で活躍され、最も論理的なストラテージを講義してくださる落合先生に上記Lectureをお願いしました。

落合正彦先生の著書「私のPCI」は私がPCIを始めた頃に購入、その後何度も読み返させていただいている名著です。さらに、毎年TOPICのシラバス監修とそこでのライブ、講義はイノベーションを続け、まさに先生のPCI、講義は「宇宙」という言葉がぴったりなものです。
 


四国はもちろん、福岡、中国・関西・東京からでも日帰りができるスケジュールということで、11時30分から17時30分という6時間の集中講義でした。もともとの症例集は何例あるのだろうというすさまじいプレゼンテーションでした。

大切なのは、分析と再現性と論理性ということがよくわかりました。日頃私が感じていたConquest(ASTATO)とGAIAやSionシリーズを使うときのFeelingの違い、Crusadeなのか、それともCorsairシングルなのか、どこまではAnteriorでどこからがRetrogradeとするべきなのか、それらを全て数値、対外実験、統計で示してくださいました。
さらに、「メーカーが言わない製品イノベーションの裏」で常に科学者でなければならない医師のもう一つの側面を教えてくださいました。Hyperionの登場が楽しみでなりません。
「私のPCI」サイン会

午前の理論、総論中心の内容から、午後の症例中心の内容まで、大きくステップアップをしてくださり、まさに地球から、太陽系、そして宇宙へ、矛盾なくスマートに連れて行ってくださいました。
当院のコメディカルも4名が最初から最後まで参加させていただきました。インターベンションを行なわれるDrは放射線被曝や時間のことを気にしない方が多い中、「2回目、3回目のre-Tryを依頼されたら、必ず患者さんの背中を見るように」「60分以内にAnteriorであればWireの通過、Retrogradeであれば、Corsairの通過が得られない場合はRe-doとすること」など、「締めるところは締める」というスタンスもはっきり基準をもって教えてくださり、聴講者にとって、有意義な1日であったと思います。
ランチョンセミナ-「コーチング技術をいかした臨床診療とチーム医療」(金子由梨Dr)
あなたは「コントローラー?プロモーター?アナライザー?サポーター?」
 

講師の落合先生、ランチョンセミナーの金子由梨先生、Discussion commentaterとして参加してくださった越田先生、松野先生、そして、関西・中四国から参加してくださった先生方、本当にありがとうございました。
落合先生、西条祭りのビデオと新居浜太鼓祭りの動画をみてびっくりです。来年は是非太鼓祭りのランデブーに・・・
懇親会は講堂で行ないました。「石鎚」「賀儀屋」「山丹」「千代の亀」と愛媛県の地酒で乾杯。アテは瀬戸内のクルマエビやサザエなどの盛り合わせです。
 
台風が接近し、開催すら危ぶまれる状況でありましたが、皆様の日頃の行いがよいため、台風は逸れてくれました、しかし、終わった後、松山空港が小型機の故障により閉鎖!というわけで、当日帰りの先生方にはご迷惑をおかけしたもようです。
また、西条で!


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