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2014/06/04

自分自身が冠動脈造影CTをうけてみました その2

さて、結果です。今日は午後、たまたまCT検査がすくなかったため、すぐに作ってくれました。(大抵は午後まで定時予約の患者さんであふれているので、技師さんが夜間帯や当直帯、あるいは休日出勤して作ってくれています)
患者さんによく説明するViewです。私の冠動脈造影の角度にあわせて基本View。それにCTならではのSuper-Spider、Super-Cranial/Caudalをいれてくれます


StretchViewです。幸い私はプラークなし。しかし、プラークのある方は、このViewでROIを確認します。加えて、輪切り画像でプラークの付着部位や性状も確認。PCIの戦略立て(アプローチ、ガイディング、ワイヤー、バルーンやステント、ゴールライン、合併症対策)を子なうことができます。CTは、CAG+IVUSの意義もあります。心筋性状を確認することもできるので、RIの意味まであるかもしれません。と信じて、いい画像を作ってくれています。

どうでしょう?これなら患者さんにも「うちのCTはいいクオリティーですから是非どうぞ!」と受けていただけます。もちろん、これまで静止画像でお示ししたとおり、STENTのフォローや石灰化対策もばっちりやっています。




今回感じたこと。やはり患者さんは本当に不安です。回転音、比較的高いところで動く台、この結果病気があったらどうしようという気持ち・・・スタッフが明るく、はきはきと動いてくれると全然違います。そして、結果がわかるまでの時間をとにかく早くしなければなりません。水分をとるように、といっても、何もしていない状態でお茶500mlを2本飲むのもちょっと大変です。水分をとりにくそうだなあ、と思う方には、フィジオ140を1本点滴する、など患者さんの立場になった医療を実践したいとあらためて思いました。



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