中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎について(令和2年1月27日版)
国立感染症研究所の情報はトップページからこのウイルスに対するまとめページができたようです
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
国立感染症研究所の検査はあくまでこの条件
新型コロナウイルス感染症の疑い例の定義
以下のIおよびIIを満たす場合を「疑い例」とする。
I 発熱(37.5 度以上)かつ呼吸器症状を有している。
II 発症から 2 週間以内に、以下の(ア)、(イ)の曝露歴のいずれかを満たす。
(ア) 武漢市への渡航歴がある。(イ) 「武漢市への渡航歴があり、発熱かつ呼吸器症状を有する人」との接触歴がある。
以下のIおよびIIを満たす場合を「疑い例」とする。
I 発熱(37.5 度以上)かつ呼吸器症状を有している。
II 発症から 2 週間以内に、以下の(ア)、(イ)の曝露歴のいずれかを満たす。
(ア) 武漢市への渡航歴がある。(イ) 「武漢市への渡航歴があり、発熱かつ呼吸器症状を有する人」との接触歴がある。
検体の取り扱いについて
*上気道検体みを用 いた場合検査感度低いことが予想されており、重篤もしく進行性病態場合に、再度検体採取 と検査、下気道由来検体採取を試みることが望ましい。
*下気道由来検体・・・患者が人工呼吸器管理下にある場合に無菌的な操作もとに、滅菌されたカテーテル を使って気管吸引液を採取する。挿管されていない場合、喀痰を採取する。臨床的に禁忌とならない場合気 管支肺胞洗浄液採取も検討する。採集した吸引液また喀痰スクリューキャップ付きプラスティックチュー ブに入れ蓋をした後パラフィルムでシールする。
*病原体を含む検体担当者とよく相談した上で、基本的に三重梱包を行ない、「病毒を移しやすい物質カ テゴリーB」を取り扱う輸送業者を利用して送付すること。輸送容器国立感染症研究所から貸し出しが可 能。行政検査枠組みで検査を実施する場合検体輸送について、「感染性物質輸送規則に関する ガイダンス 2013-2014 版」を参照こと。
<2020/01/24 更新>
2019-nCoV (新型コロナウイルス)感染を疑う患者の 検体採取・輸送マニュアル
まだまだ国立感染症研究所の体制も間に合っていないのでしょうね。ただ下気道の検体採取は採取する医療従事者のリスクもある。さらに可能ならBALを行うことと。
2019-nCoV (新型コロナウイルス)感染を疑う患者の 検体採取・輸送マニュアル
まだまだ国立感染症研究所の体制も間に合っていないのでしょうね。ただ下気道の検体採取は採取する医療従事者のリスクもある。さらに可能ならBALを行うことと。