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2020/05/07

2020年5月1日版 COVID-19に自分がかかったときの治療お願い

カネコシンゴ42才 男性 体重75Kg eGFR 82  CCR123

会話可能な状態
1 オルベスコ200吸入(12吸入を12回)
2 フォイパン 600mg3x
3 ストロメクトール15mg1x これは1回内服のみ
4 ムコソルバン45mg1x
5 ケアラム 50mg2x
6 リクシアナ60mg1x(腎不全のときはエリキュース10mg2x)
7 パリエット10mg1x
8 グレースビット100mg1x
9 ムコスタ3T3x
10 カロナール1500mg3xから3000mg3x
11 クロピドグレル75mg1x(4月23日追記 動脈血栓も伴っていることが判明したため)

肺の浸潤影が増え始め、会話が難しくなってきたばあい 酸素6LSpo293%以下、あるいはRR45回以上となったら鎮静して挿管をお願いします。
トリプルルーメンのCVCを左鎖骨下から、透析カテーテルを左鼠径から入れてください。(右鼠径はPCPS用、内頸静脈はV-VECMO返血用にシースのみ確保)
A ナファモスタット350mg5Glu50020ml/h
0.2mg/kgHr を持続注入) 
B ヘパリン20000単位をNS500mlに溶解したものを20ml/hで持続注入(APTT70-100、ACT200-300)となるよう、溶解ヘパリンを3000単位/Day前後で調整)
C リコモジュリン28500IU1130分で注入
12800IUx3VNS100mlに希釈したもののうち75ml
*腎不全がある場合は減量をお願いします。出血傾向は少々みられても輸血でお願いします。
D クラビット点滴を1日1回
E アクテムラ600mgを12時間毎
F エラスポール360mgを生食250mlに溶解したものを24時間持続


さらに悪くなったとき

IPCPSVV-ECMOでなくできれば右鼠径V-右鼠径Aで)、+CHDFをお願いします ACT300前後でヘパリンコントロールをお願いします。
II:ステロイドパルスは原則不要と思っています。
III:輸血は必要に応じて可能な限りお願いします


IV14日経過しても改善がみられない場合はPCPSECMO)の回路交換は行わず、治療をあきらめてください。本来は病理解剖をお願いしたいのですがそれができない場合はそのまま焼却してください。葬式は不要です。

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