なぜ変異株は悪いのか。
1:感染力が強い
2:若年で危険因子のない者でも重篤化することが多い
という見解が世間では一般的になってきた。しかしそれはなぜか?
感染経路は基本的に飛沫感染、そして接触感染。鼻の粘膜あるいは口腔粘膜、あるいは眼瞼粘膜から侵入するとされている。飛沫の距離については従来株と変異株でかわらないだろう。(そもそのウイルスの大きさも同じ)接触感染の確率が高くなるのであれば宿主から離れた状態で増殖可能な持続時間が長くなったことを推察するがそこの見解はない。
自分の見解である。
とにかく増殖スピードが早いのだろう
従って、スパイクなど侵入経路や実際におきる免疫反応「そのもの」はかわらないためワクチンは有効。従来株では1万個付着(鼻の粘膜など)すれば増殖スピードが自己免疫に勝り、全身にウイルス感染細胞をばらまき、症状が強くでていたところ、現在指摘されている、1.6から1.8倍の感染力で逆算したところ、その半分程度付着した状態でも増殖スピードが自己免疫に増さってしまうと思われる。
これは、ワクチンの副作用の出方=若くて元気な女性ほど副作用が強く、高齢の男性は副作用が少なめ、というところでも説明がつく。
とにかく付着させないこと。これに尽きる。紙マスクをつかい「絶対に鼻マスクは許さない」、アルコール手指消毒、手洗いうがい。そして免疫力を高めることで、かからないことを目標にしていくしかない。従来株の場合は、かかっても重症化しない、でよかったのだが、今回の変異株は「かからない」ために全力をつくすしかないのだろう。
ワクチンの効果が乏しい?となっている南アフリカ型やブラジル型に関してはまったくわからない。