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2015/03/04

第9回心不全陽圧治療研究会(品川)

前の記事で告知させていただいたとおり、品川で講演させていただきました。
内容については割愛します。プレゼンテーションの縮小画像がほしい、というメッセージを多数いただきましたので、掲載させていただきます。


プレゼンテーションでは「チーム医療」「Total-Solution」という概念も入れました
「馴れ合い」でない「チーム」は必要です
会場は品川駅そばの「コクヨホール」 とにかく暑かった・・・


透析ということがテーマでした。インターベンションやASO、CLIについても一部入れさせていただきました。もちろん、BKAのランデブー動画も入れています。

陽圧呼吸は患者さんの心不全治療の「一つ」である、という認識も大切だと思います。検査、診断を患者さんは待ってくれません。そのような心不全・腎不全で「次がない」方々に対する治療をできるだけ早く、的確に、行うことを目指しています。聴講席の皆様には少しでもわかっていただけたらうれしい内容でした。

2013/09/15

9月になってもまだまだ怖い!熱中症!!

久々にカテーテルインターベンション以外の記事です。
お盆を過ぎると、毎日日本最高気温をたたき出していた四国であっても「風」はすこしだけ涼しくなります。9月に入るともっと涼しくなります。日照時間も6月の夏至からくらべると徐々に短くなってきており、、、もう熱中症なんてならないぞ〜〜、と思いがちですが、実は「秋日は日焼けする」という言葉があるように、まだまだ太陽のエネルギーは強いわけです。
さらに、秋雨前線による湿度の上昇、台風がくると湿度だけでなく、南からの暑〜〜〜い空気も連れてきてしまいます。汗をかいてじとっとしているのか、湿度でじとっとしているのか分からなくなってしまう方も多いようです。

休憩はちゃんととっています、という言葉にもPitfallがあります。休憩はどこまでとるかというと、炎天下、あるいは蒸し風呂のような室内にいた場合には、のぼせた感じがなくなるまで、胸がばくばくしなくなるまで、汗をかいて、それがちょっと冷えて落ち着くまで、しなければ意味がありません。水分をとるのも、ちゃんと尿が茶色から黄色になるのを確認する必要があります。

夕方のスコール、閉め切った雨戸はそのあとちゃんと開けるか、エアコンをつけてください。けっこう多いのが、夕方のスコールのときに雨戸(サッシ)をしめて寝てしまい、夜になって、帰宅した家族が意識がないところを発見して救急車、というパターンです。締め切った室内は35度を超えます。昔のように屋根瓦+土壁であれば、まだいいのかもしれませんが、最近の家は屋根はルーフプレートに断熱材、そしてその断熱材は経年とともに劣化します。高気密住宅は確かに冷暖房の効率はよいものの、すきま風すら入ってこないため、熱がこもってしまいます

熱中症も重症になると、意識障害やけいれんをおこすばかりか、筋肉が崩壊し、その老廃物が腎臓につまることで、腎不全になったりと本当にこわいものです。
まだまだ油断せず、働いたらちゃんと休憩、汗をかいたら十分な水分をとる、室内だから、曇っているからといって油断しないよう、秋口をのりきっていただきたいものです。あ、もちろん、自分も気をつけます。

2012/12/26

サンライズ瀬戸・出雲

昔、東京ー西日本には下記の寝台特急がありました
1:あさかぜ(東京ー博多、下関)
2:出雲:東京ー山陰本線経由ー出雲市・浜田
3:出雲:東京ー伯備線経由ー出雲市
4:瀬戸:東京ー高松
5:急行「銀河」:東京ー大阪
ほか、九州行きのはやぶさ、富士、さくら、みずほ・・・
今残っているのは、統合されたサンライズ瀬戸・出雲の1往復のみです。もともとはそれぞれが客車2段寝台の14両編成でしたが、利用率30%と低迷。えいや!と起死回生の一手で作ったのが、285系寝台電車です。瀬戸・出雲がそれぞれ7両で岡山ー東京は14両での運行です。
シングルデラックス(A個室):個室料12000円広いベッドに洗面台。テーブルあり。アメニティーセットとシャワーカードがついている。シャワーもA寝台専用でカード争奪戦に参加せずにすむ
シングル(B個室):個室料7350円 一番多く、おすすめ。特に車端部は広くてよい。1階はレール音が気になること、2階は揺れがきになることがある。
ソロ(B個室):個室料6300円 モーター車でカプセルホテルのような感じ。狭いが個室で横になって練るには十分。回生ブレーキの音がする。
シングルツイン(B個室):個室料9000円 2段ベッドの個室で2段目のエキストラベッド料金を払えば二人部屋になる。一人で使用すると広くてよい。
ツイン(B個室):一人あたり7350円 A個室の1階。プラチナチケットでほぼ取れない。
のびのび座席:特急料金のみでOK 仕切りのあるカーペット車。膝掛けがある

という感じです。2M5T構成で2MがそれぞれBソロ、のびのび座席になっています。ほかの個室は客車です。「ガタン」という昔のような振動もなく、完全個室なので誰でも安心して利用できます。
なぜこんなにとれないのかというと、東京ー岡山・四国の場合は飛行機や新幹線の最終よりも遅く出て、始発よりも早く着く、という本来の夜行列車のメリットが活かされていると言うこと、高速バスよりもやすいのびのび座席の存在、高速バスよりも個室がある、320円のシャワーカードでシャワーも浴びられるというB個室、走るホテルA個室は本当に魅力的です。室内のデザインはミサワホームです。

しかし、弱点もあります。超長距離をはしるため、経路のどこでトラブルがあっても遅延したり運行中止になったりします。冬は関ヶ原で貨物列車がスリップしておくれるため、20分遅延、夏はまれですが、台風で徐行、などです。静岡で始発の「こだま」に振り替え輸送などもありました。

それでも寝台電車は最高です。是非皆様お試しください。なお、個室料以外に、特急料金(超長距離でも3000円)と運賃が必要です。


朝、瀬戸大橋をわたるとき、さわやかな目覚めを味わうことができます。


http://www.jr-odekake.net/train/sunriseseto_izumo/accommo.html

2012/04/30

ツアーバス事故から学ぶ医療の問題

いずれは再び起きると思っていたツアーバスの事故。規制緩和で乱立したいわゆる「新免」にありがちな問題。(すべてに当てはまるとは限りません)

1:中古バスの比率が多い。  新しい車両についている衝突防止装置、居眠り防止装置、レーダークルーズ、車線キープ機能などがついていない。

2:無理な運航スケジュール、コスト削減 通常の路線バス会社に対し半額程度であることが多く、そこは人件費に大きなしわ寄せが行っている。路線バス会社退職後の再雇用、あるいは経験の少ない若者を、さらに厳しいシフトで勤務させている。また、二人乗務がのぞましいところを一人乗務としているところもある。(今回は670km未満と法令は遵守していたが、その法令が大丈夫なのかと)

3:路線バス会社の経営圧迫問題:特に地方の交通インフラは疲弊しきっている。そのなかで補助金をもらいつつもなんとか不採算路線も生活網のため維持している。貴重な収益源(それでも利益は少ない)である高速バスの顧客を不当にツアーバスに奪われることで、経営が悪化し、生活路線の撤退もやむを得ないことがおきている。

あずみ野観光のスキーバス事故、ミートホープ事件(社長の「そもそもそんな値段でまっとうなものが作れる、買えると思っている消費者の問題もある」は衝撃的でした)と警鐘は多数あったはずです。

医療もその危険が差し迫っています。昨日の当直、私も、看護師さん、事務員さん、放射線技師さん、薬剤師さん、一睡もできておりません。これは本来「当直」でなく労働法上の「夜間勤務」とされるところであります。しかし、あくまで「当直」になっています。当直とは「基本的は仮眠ができており、何かあったら対応する」というものが定義であります。
在宅医療、訪問介護の介護福祉士さん、ケアさんはさらに悲惨な状況にあります。
医療費の抑制は必要だと覆いますがいつまでこの体制は続くのか。患者のコンビニ受診に対する意識改革はどうすればよいのか。
「2週間前からの鼻水」「3日前からの熱」「ちょっとしんどいから」「朝から子供の具合は悪かったが昼間は遊びに行っていて受診できなかった」「明日から仕事なので今日中に子供の具合をなおせ」「子供は喘息とわかっていたが、よこでたばこを吸ったところ発作が出たようだ」「予約日を忘れており、血圧の薬がなくなった」「酒を飲んだら二日酔いで気分が悪くなったので点滴をしてくれ」

これらは当直によく聞かれる患者さん、患者さんの親からの言葉です。夜中の23時、1時、3時、4時・・・(昨日のものとは限りません。また東京での言葉も入っています)乳幼児の医療は窓口負担が無料となっています。こちらに対してもメスを入れるべきだと思います。「当番でやってるのだから、金を払うのだから当然だろう、ちゃんと治せよ」という態度のみならず言葉まで聞かれます。両手をポケットに突っ込み、ガムをかみながら診察室に入ってくる若者もいれば、全身からたばこ臭のするぜんそく患者、ぜんそく患者の親がいます。医師会、マスメディアは本当に医療が医療従事者たちの大きな大きな自己犠牲のもとに成り立っていることを報道するべきです。先進国で日本ほど医療費が抑制されている国はないのです。

消費税をあげる前に生活保護制度の見直しを。一概に医療費抑制といわず、不必要あるいは適用外と医療に対する再評価をお願いしたいと思います。そして、高齢者、超高齢者に対する過剰医療に関しては、医療従事者自身が問題意識をもっと持つ必要があると思います。