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2020/03/24

消毒水の使い分け 

1 次亜塩素酸ナトリウム水溶液(原液6%→希釈200ppm )

いわゆるハイター希釈液でアルカリ性。不安定な次亜塩素酸をNaOH添加で安定化。ただ、濃度が薄くなると不安定になるようで、希釈後は1-2週間で使い切るようにしている。
一番手軽で安い。そして、なにより消臭効果が強いので、靴の中に吹き付けたら朝は無臭になっている。患者さんの嘔吐・排泄臭対策にも有用。
必要なモノ:使い捨ての激安ナイロン手袋とついて色落ちしてもいい服、弁当につかう使い捨ての醤油入れ(だいたい5mlはいるので半分くらいいれている)またはトラベル用の化粧道具小分けキット、伊藤園のおーいお茶のペットボトル、色つきのスプレー容器





実際にはこの透明容器はダメです。


伊藤園の「濃いお茶」なら周りのフィルムの色が濃いことと、量の目盛りがついている。心不全患者さんの指導も伊藤園のお茶のペットボトルで目盛りをみながら水分量管理をしていただいていたことから知っていたこと。間違わないようにするため、キャップに「毒」と書くか、ダイソーで2個100円のペットボトルスプレーキットを装着。

2 弱酸性次亜塩素酸水(原液200-500ppm→50ppm)

作れることを知らなくてはじめ購入したものは500ppmが3000円から5000円と凄く高かった。これは不安定なので酢酸、塩酸の添加で安定化させている模様。
ほか、後で知ったのだが、1にあげたハイターと炭酸水で作る方法もあるようです。
https://blog.goo.ne.jp/nakama_1947/e/1443fb19da041064d73b8c365df7590c
が、PH試験などもしないといけないようで自分ではためしておらず、
を使っています。パーフェクトクリーンは2Lで3000円位。ピキャットクリアは自分で混ぜなければなりませんがかなり安いです。
ほか、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムのパウダーを希釈する方法もあり、こちらも結構安くできるようですが、やっていません。
ピキャットクリアは有機農業用ショップだったので大容量が安く買えたのがありがたかったです。所詮「酢酸=酢」ですから臭いはあっても人体にはまったく無害の弱酸です。これは次亜塩素酸が50ppm程度になるよう希釈して噴霧しますが、その場合ほんのり酢酸の香りがします。3よりは安定しているようで200ppmの原液は精製後10日から2週間はもつ印象です。これも一升瓶で遮光保存しています。

3 強酸性電解次亜塩素酸水(原液100ppm程度?)

最後はここにたどりつきました。ひたすらドラゴンビームで夜なべです。塩3.2gと水3Lをいれてボタンを押すだけ。ほんのり塩酸臭があり、それがなくなると効果がなくなるということを目安に新鮮なモノをつかっています。遮光なので日本酒や焼酎の一升瓶に入れて保管しています。希釈はせず原液で手にスプレーとして使うか、3倍程度に希釈して噴霧しています。原液で噴霧しても問題なさそうです。ほんのりとした塩素臭がなくなったら交換です。遮光瓶なら1週間程度は大丈夫といわれていますが、3日くらいで使っていただき、新しいモノに交換しています。なにせいくらでも、無限に作れますので。
噴霧して金属に悪影響はいまのところなさそうです。酸ですから有機物には一切悪影響がないため(そもそも胃酸=塩酸!)化粧水代わりにしたり、うがいしている人もいるようです。 所詮塩酸ですから刺激臭はあっても硫酸とはちがいたいしたことはないでしょう。


2と3は、スプレー以外に、このような一番激安の超音波式加湿器で噴霧しています。夏は無理なので玄関で噴霧する程度でしょう。シーズンオフのセールで安かった。




 いずれにせよ、ウイルスを無毒化するために酸化剤が必要なそうです。原理としてはこれ。高校化学のときにならった、酸化・還元と電子式。








2020/03/18

今日もオゾンと次亜塩素酸水(強酸性電解水)は行く。

オゾンの機械は必ず50cm以上、常時人がいるところとは離して使うこと。また、金属腐食性も強いと思われるので、要注意。

濃度にはきをつけながらオゾンで空間除菌。
手前に並んでいるこの緑の中華製オゾンメーカー(3600円)はかなり広い空間をカバー
奥の丸いのは電池でもUSBでもOK。(3000円)電池を入れてロッカー内で活躍
この奥の丸いUVISTAREのものは下の15000円のマクセルのものとほぼ同じくらいの出力。ちゃんと電源が切れるので安心。長くいる空間で使うことも可能でしょう。

USB達はデスク周りで。電源のみなのでUSBのデバイスが認識しないようになっているPCでも問題なしだが、干渉には要注意。
マクセルのUSBは高い(3500円)が、中華製のものは安い(1500円) この二つは出力もほとんど同じと思われる。



一番高級品のマクセル「オゾネオプラス」(15000円!)は自宅自室運用に変更。専用電源でなくMicroUSBで給電。ただ、安全性重視のためには換気が悪い+長くいるところにはこれを使うべきかもしれません。



これはすごいですよ。昨日WEBニュースでも取り上げられていました。
夜なべで3Lほどつくって各所に配布。

 ジアイーノ、次亜塩素酸水噴霧が今後の梅雨でできなくなることを考えると、これしかないと思っています。





2020/03/14

次亜塩素酸ナトリウム希釈水と次亜塩素酸水(酢酸添加)と強酸性電解水

高校の時の化学の本をもう一度読み直して勉強しました。Clーイオンの酸化作用を一番活かせるのはやはり弱酸性次亜塩素酸水です。ただ、この不安定さはどうしようもないので添加物が必要です。酢酸の添加で弱酸性としたものはちょっとした塩素臭に加えて酢の臭いもします。酢はCH3COOHですが、匂いはあるものの、酸性も弱く、そもそも食べ物、すなわち全くもって無害です。 塩酸はちょっと刺激臭はありますが、そもそも胃の中にあるものです。 強酸のこわいところは金属やコンクリートにダメージが出ることです。一方で、有機物には何の影響もありませんので思いっきり手にかけることができます。自分の好きな奥湯布院の塚原温泉なんてpH1.5といわれています。

で、自分は使い分けをするようにしました

噴霧は弱酸性の次亜塩素酸水(50ppm) 酢酸添加
手には強酸の次亜塩素酸水 pH2.4前後のもの
そして、環境整備は次亜塩素酸ナトリウム水(200ppm)

環境整備の漂白剤ハイター希釈(250倍)は臭い消しにも最強で、生ゴミにスプレーしたらこの濃度でも一発で匂いが消えました。靴の中にスプレーしても臭いが消えました。アルカリ性ですから、金属にかけても大丈夫です。

このコロナであらためて消毒液、スタンダードプリコーション(マスク・ガウン・ゾーニングなど)についてすごく勉強しています。空気感染をする麻疹・風疹・結核はダメですが、そうでないものの対策として換気は凄く大切です。満員電車で感染パンデミックがほぼ報告されていない(執筆時)のは、駅毎にかなり多くのドアが開き、人も空気も入れ替わるからではないかと思っています。
また、コロナウイルスはそもそも腸管が大好きなウイルスですので、糞便への排泄は間違いなくあると思っています。公共下水道をしっかり整備してくださった先達に感謝です。

ものすごい勢いで作ってます

とどいたドラゴンビームという次亜塩素酸水(強酸)生成機。

(リンクはアマゾンですが、YahooショッピングでもありましたのでSoftbankの方はポイントがたまりますのでそちらがおすすめです)

早速水曜日からものすごい勢いで作っています。精製塩3.2gをいれて水を約2Lいれてボタンを押すだけ。
本当にこの動画のとおり(メーカーのYoutube)

つぎの塩水を作っている間に強酸性の次亜塩素酸水と、アルカリ性の水酸化ナトリウム溶液ができます。 アルカリ性のものは遮光の必要はないので普通の水を飲んだ後のペットボトルに。酸性のものは遮光の必要があるので一升瓶の空き瓶に入れています。
ペットボトルのもの(アルカリ性水=洗浄水)は、風呂の最後にいれたり、流しにいれたり、食器洗い洗浄機に入れたり、服のつけ置き洗いに使ったり、超音波洗浄機にいれてめがねやapple watchを洗ったり。これがかなり使えます。本来の目的の酸性水より遙かに活躍しています。
一升瓶のものは、スプレーで小分け、室内での噴霧(塩酸が含まれるのでちょっと!?ですが、ナトリウム入りのものを噴霧するのに比べると遙かにいいだろう)、風呂に持って行って自分の足の消毒に使っています。基本的には殺菌+さび取り水なので包丁をつけてさび取りしたりしています。噴霧したところですぐに失活するので何の問題もないと思っています。

有機にはアルカリ
無機には酸
高校の化学をしっかり勉強し直しました。






2020/03/06

ジアイーノの塩タブレットが品切れ

僕は買ったときに50個と100個をつけてもらったのでいいのですが、Panasonicの純正品が無くなって困っている人がいると聞きました。

純度99%以上の純粋な塩化ナトリウムで一粒0.45g



純正品がなくなったら僕もこれらにしようと思います。→やめます。
あれ・・・
よく見てください。塩タブレットの裏の「製造」メーカー
「トーヤク」って書いてますよね。。。同じモノです。当然次から「トーヤク」のものを第一選択で購入します。


2020/03/05

感染コントロールマニュアルの本。

これはよかったです。ガン読みしています。いいです。


プラチナマニュアルはダメでした。研修医レベルのもの。

次亜塩素酸水・アルカリ水精製装置を買いました。

このところ除菌システムについてもの凄く勉強しています。結論からいうと、3段階に分かれました
1:初期コスト500円、場合によっては1リットルを5円未満で作ることができる「衣類用塩素系漂白剤(+安定剤としての水酸化ナトリウム)」希釈の次亜塩素酸ナトリウム液。

これは以前紹介した2ccを500ccにするもので200ppmの消毒剤。大型の霧吹きに入れて環境整備にガンガン使う。この程度なら色落ちもしないので、ダイキ購入のジャンバー、TUMIのリュックサック、スニーカーなどにもぶっかけて使っています。職場でも持ち込み、診察室、検査室などで噴霧しまくっています。本来推奨はされませんが、なくなったエタノールのかわりに手にもすり込んで使用中。ちょっと臭いあり。手荒れはなし。トリハロメタンだけは怖いが、普通にプールや水道(西条以外)でも使われているもので濃度も薄々。

2:初期コスト2万円の電解次亜水。


これは1万円程度で卓上の「赤ちゃん用」などと称される電解次亜水精製装置で作ることができるもの。酸性とアルカリ性の分離がされない一体型。酸性のものなら次亜塩素酸水に近いのでよさそう。これも濃度を薄くすれば噴霧はできる模様。 生成器もかなり品薄なようです。アマゾンで19000円程度

3:初期コスト8万(それでも安い 普通は20万、業務用は数百万・・・)の電解次亜塩素酸水 
これをかいました。日本製の「ドラゴンビーム」というもの。上位機種のパナセというものはもう品切れで手に入りませんでした。日本製で酸性とアルカリ性にわかれて出てくること、電極を陽極・陰極自動切り替えでメンテナンスも不要っぽいこと、3分で1.5L作ることができるというメリットは大きく、現在手に直接1を振りかけるのがちょっといやなので切り換えることを考えるとコストベネフィットあり思いました。Panasonicのジアイーノはそもそも高い上にもう手に入らない(納期未定) 周りが水浸しにならないというメリットはあるものの8畳用で8万のものを各部屋に購入してしかもメンテナンス(水抜き、トレイ洗い、塩投入など)するのは現実的ではないため導入。
酸性水は2倍希釈で噴霧、原液で手洗いやうがい用、アルカリ水は風呂釜や流し、あるいはカーポートに流して活用してみるつもりです。

ほか、次亜塩素酸水精製パウダー(ジクロロイソシアヌ酸ナトリウム)なども考えましたが、ちょっと怖いこともあり、どのみち今後もずっと使うつもり+自宅+実家+職場にまき散らすならすぐにもとがとれるでしょう。また、次亜塩素酸水は劣化が早いので作ったらすぐ使うことを考えると、一度に大量に作らなければ微量の溶剤を計測して希釈するよりは安全重視のため、見送ることにしました。



2020/03/03

空気清浄機と除菌・除臭機のちがい

うちでつかっている空気清浄機(加湿機能付き)は2011年製のダイキンうるおい光クリエール「ACK70M」という古狼。3万くらいで買ったはず。プラズマ(光速ストリーマ)+電気集塵機+HEPAフィルターの三段構えの逸品。ダイキンは大型であるものの、非常に頑強で故障がない。そもそも業務用製品から民生品に拡がってきたものであり、さすがのもの。
いまはこれが後継機

ダイキン MCK70W-W 加湿ストリーマ空気清浄機

45000円。自分の持っているものはストリーマユニットが1個だがこちらは2個。
まあ、もの凄い風量とプラズマのなかで発生するオゾンがこの除菌・除臭・花粉やウイルスの分解の本態なのだろう。すこし小さなモデルにしても大きさ、値段ともほとんど変わらないので、大型を選ぶ方がメンテナンス性も良くイイと思う。プラズマイオン発生機能が最近になって明記されているが、正直、電気集塵機能、かなり強力な風量があるのであえてプラズマイオン(OHラジカル)を出さなくてもいいのではないかと思ったりする。


2009年に最初に購入したプラズマクラスターY30 。これもまだ妻子の部屋で現役で稼働中。プラズマクラスター7000のモデルなのでユニット交換は不要。(25000のものは稼働時間でユニット交換が必要とされる!)だが、シャープの加湿器は水分蒸散フィルターが湿式(常に半分みずにつかっている)なので、メンテナンスが大変かつフィルターが劣化しやすいのが決定的な弱点。また、この頃までは水の注ぎ口が小さく、タンクを立てることもできないので使い勝手としてはイマイチ。また、フィルターは加湿・空気清浄いずれも2年に1度交換が推奨されており、ランニングコストが高い。また、水トレイを毎回きれいにしていなければ、すぐに汚くなってしまう。11年間故障はなし。
シャープの最新のKL-LX75は、52000円と結構高いが、フィルターも10年持つ、そして何より自動フィルター掃除、スマホでクラウド接続ができるなど、進化しているようにみえるが、使い捨てのプレフィルターは6枚で950円を1ヶ月ごと、銀イオンユニット950円を1年毎などランニングコストやメンテナンスはけっこうかかりそう。
プラズマクラスターは最新の三菱エアロエースに装備されており、東京空港交通(オレンジのリムジンバス)でも見かけることがある。OHラジカルがどこまで効果があるかは本当によく分からないが、少なくともあれを動かしていたら静電気が減ったことは実感した(加湿したからという説もある)

パナソニックのナノイーの最新F−VXS70が恐らく同等のもの。7万2千円とシャープよりもさらに高価。消耗品は集塵、脱臭それぞれのフィルターのみでどちらも10年でOK。ナノイーとプラズマクラスターはどちらもOHラジカルなので同じものだとおもっている。ユニット交換が入らない分、ナノイーでイイと思うがその分本体価格が高いのだろう。


驚いたのは10年で機械が2倍くらいになっている。もちろん、家に帰る前にスマホからスイッチを入れておきたいなどいいなあと思う機能はあるが、それにしても高い。まあ、シャープの湿式フィルター(とトレイ)だけには要注意。本当に汚くなります。

で、除菌除臭機、これは10年前にはなかったもの。

パナソニックのジアイーノ
次亜塩素酸水(次亜塩素酸ナトリウムとは違う)を発生器のなかで食塩水から電気分解して作る代物。これは10ppm程度と業務用の50ppmもでるに比べかなり薄いが、効果は期待できる。ただし、噴霧しなければならない。F-JX1100は8畳しか使えなくて7万円と相当高いが、次亜塩素水をYahooショッピングなどで調べるとその値段の価値が分かる。ナトリウム入りのハイターの類いやプール用消毒水とはまったく異なるので要注意。(500ppm2000mlで5千円ほどする)さらに、塩タブレットを3日に1回投入すること、フィルターやトレイの洗浄など結構手間がかかるが、ほかにかわりは ない。空気清浄機ではなく「次亜塩素酸発生・拡散機器」というもの。
本当は自動投入機能付きの4100あるいは2100と言うモデルが魅力的だったがそれぞれ、もともと14万、12万ともともと高額だったのに加えて、品薄(最終は日本製だが中国製の内部部品があるため)のため、20万以上に跳ね上がっている。
塩タブレット1瓶(3600円)をつけてくれて、消費税込み6万とそれでも相当高いと思ったが、西条のケーズデンキに最後残っていたJX1000という前のモデルの在庫品をゲットしたので使い始めている。

裏技で、次亜塩素酸水作成キット(通常の方法だと塩酸が発生するのでそうならないキットがある)で50ppmの水溶液をつくり、それを2000円程度で売っている「超音波式加湿器」に入れて使えば良いという話もある。(まずは大丈夫だと思うのだが、10年つかっているとは言え高額なダイキンのエアロストリーマに影響がでてはならないので人柱加湿器を使う)

さあ、どれがコロナに有効なのだろうか。




2020/03/01

コロナ対策の消毒液を作る。

アルコール(エタノール)含有の消毒液がない。店頭から消えた。
アルコールを含んだウエットティッシュも消えた。これまで介護用で「アルコールは手が荒れるからいやだ」とアルコールが入っていないものを選んでいた方々もアルコール入りになった結果もあるが・・・新居浜市の透析クリニックの先生に教えていただいた次亜塩素酸水というものを調べて調べて、ここにいきつきました。

ベストな選択は

1 次亜塩素酸水 50ppmから80ppm
これはもう広まっていてamazonでももう高価なものしか残っていない。自分はヤフーショッピングで購入。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/sevenleaf/2B8RTNGV5C.html
これは調整済みであり、1年以内に使わねばならないのが問題。病院でももうなくなるアルコールジェルの代わりに、持ち歩くこと、そしてまもなく超音波加湿器が届くのでそれで噴霧する予定。自宅と職場(デスク、外来)に配備予定。ヒーター式は自亜塩素水の効果がなくなるので超音波式でなければならないようです。あとは、ダイキンやシャープの加湿器(フィルターに空気を当てて加湿するタイプ)でも使えそうです。

もう一つは、作成キット。次亜塩素酸水は気をつけないと作成過程で有毒ガスを発生してしまうので、キットを使う方がよさそう。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/yuukishop/eve-04000-set.html


こちらも高い。安定化しているので長持ちするのかな?
https://amzn.to/2I9fpKQ



でも、やっぱり高いですよね。本当に。というわけで現実的に

2 次亜塩素酸ナトリウムの希釈をつくる。
これは次亜塩素酸水とちがい、200ppm前後というのが必要な濃度。ノロウイルスのときに有名になったピューラックス、ミルトンの類い。常識的には「キッチンハイター」がいいだろうと思われるのだがこちらは界面活性剤が入っているので、純粋に次亜塩素酸ナトリウムと水酸化ナトリウムだけの「洋服用ハイター」を選択。
もちろん、手に使うこと、食用としては推奨されていないあくまれ「オフラベル」ユースだがこのような非常事態なので書きます。
純正品は138円なので、100円ショップで同じ成分のものを選ぶ。おそらく濃度は6%と思われるが記載がない(笑)。

計算した結果、このように。2mlで500ccも作ることができる。これは600cc入りなので、150Lも消毒液が作ることができるのだ!

成分に注目。次亜塩素酸ナトリウムと水酸化ナトリウム。なのでアルカリ性。原液なんて触ろうもならあっという間に手荒れする。
スプーンでは危ないので、これも100均のスポイトとトラベル用化粧水入れ。で、概ね3mlを計量。この丸い容器が5ccなのでスポイトでその2/3ほど入れる。

この霧吹きも100円。700ml入るということで、上の容器で調整した3ccを入れて水で薄める。


それを持ち運び用のスプレーに入れる。200ccは大きい。100ccならポケットに入るので現実的か。

資金:原料100円、計量100円、スプレー100円、小分け100円 しめて400円。150リットルの原料としては安く仕上がったと思う。気になる人は100円で100枚入っている手袋を使うとより安心かもしれない。
さて、早速手に使ってみた。ここまで希釈しても塩素臭い。凄い。プールに入るときの消毒槽ほどではないが、普通のスイミングスクールのプールくらいは臭い。だが、思ったほど手荒れしない。アルコールジェルよりマシなレベル。もちろんニベアは使うが臭いこと以外はいいのではないか。ワンプッシュを手にすり込むようにしています。爪の間もしっかりいれて、指の股も気をつけるようにしています。

この作製にあたり
茨城県の保健予防課のサイト
https://www.vill.miho.lg.jp/data/doc/1446019585_doc_1_2.pdf
福岡市のサイト
https://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/hokenyobo/health/kansen/nCorV_3.html
を参考にさせていただきました。 今回、まあ非常事態なのでお役に立つとうれしいです。