Amazonサーチ

2013/10/29

第4回START研究会が決定しました!

告知が遅くなり申し訳ありません。いよいよ第4回START研究会の開催とプログラムが決定いたしました。時計台記念病院より、浦澤先生、佐藤先生、小谷CEをお迎えしてのEVTライブ+地域連携のための講演です。

そ、そして、、12月12日木曜日にもサテライトセッションとして、夕刻、美しすぎるCRC「森田純子様」による薬剤師会連携の講演会も予定しています。こちらはパンフレットができ次第、追加で案内させていただきます!

おたのしみに!

2013/10/27

第3回 START Conference 「落合先生 PCIという宇宙を語る」が開催されました

ボストンさんと第一三共さんの共催で、第3回START Conferenceを開くことができました。今回のテーマはPCIは宇宙へ!ということで、現在世界で活躍され、最も論理的なストラテージを講義してくださる落合先生に上記Lectureをお願いしました。

落合正彦先生の著書「私のPCI」は私がPCIを始めた頃に購入、その後何度も読み返させていただいている名著です。さらに、毎年TOPICのシラバス監修とそこでのライブ、講義はイノベーションを続け、まさに先生のPCI、講義は「宇宙」という言葉がぴったりなものです。
 


四国はもちろん、福岡、中国・関西・東京からでも日帰りができるスケジュールということで、11時30分から17時30分という6時間の集中講義でした。もともとの症例集は何例あるのだろうというすさまじいプレゼンテーションでした。

大切なのは、分析と再現性と論理性ということがよくわかりました。日頃私が感じていたConquest(ASTATO)とGAIAやSionシリーズを使うときのFeelingの違い、Crusadeなのか、それともCorsairシングルなのか、どこまではAnteriorでどこからがRetrogradeとするべきなのか、それらを全て数値、対外実験、統計で示してくださいました。
さらに、「メーカーが言わない製品イノベーションの裏」で常に科学者でなければならない医師のもう一つの側面を教えてくださいました。Hyperionの登場が楽しみでなりません。
「私のPCI」サイン会

午前の理論、総論中心の内容から、午後の症例中心の内容まで、大きくステップアップをしてくださり、まさに地球から、太陽系、そして宇宙へ、矛盾なくスマートに連れて行ってくださいました。
当院のコメディカルも4名が最初から最後まで参加させていただきました。インターベンションを行なわれるDrは放射線被曝や時間のことを気にしない方が多い中、「2回目、3回目のre-Tryを依頼されたら、必ず患者さんの背中を見るように」「60分以内にAnteriorであればWireの通過、Retrogradeであれば、Corsairの通過が得られない場合はRe-doとすること」など、「締めるところは締める」というスタンスもはっきり基準をもって教えてくださり、聴講者にとって、有意義な1日であったと思います。
ランチョンセミナ-「コーチング技術をいかした臨床診療とチーム医療」(金子由梨Dr)
あなたは「コントローラー?プロモーター?アナライザー?サポーター?」
 

講師の落合先生、ランチョンセミナーの金子由梨先生、Discussion commentaterとして参加してくださった越田先生、松野先生、そして、関西・中四国から参加してくださった先生方、本当にありがとうございました。
落合先生、西条祭りのビデオと新居浜太鼓祭りの動画をみてびっくりです。来年は是非太鼓祭りのランデブーに・・・
懇親会は講堂で行ないました。「石鎚」「賀儀屋」「山丹」「千代の亀」と愛媛県の地酒で乾杯。アテは瀬戸内のクルマエビやサザエなどの盛り合わせです。
 
台風が接近し、開催すら危ぶまれる状況でありましたが、皆様の日頃の行いがよいため、台風は逸れてくれました、しかし、終わった後、松山空港が小型機の故障により閉鎖!というわけで、当日帰りの先生方にはご迷惑をおかけしたもようです。
また、西条で!


2013/10/14

2013年西条祭り 速報

新調から20周年を越えてしまった、野々市御輿ですがまだまだきれいです。
今年は房を新調しています。
秋晴れに金糸が映えます。キラキラしています。

旧街道ぎりぎりの幅です。NTTの電話線は乗っている方が(重係)がよけます。


平清盛のオロチ退治

提灯をつけるとこんな感じです。

集会所に帰ってきています。

最後の坂が結構きついのでがんばってテントまであげます。

西条祭りの大多数はこの「だんじり」という屋台です。
私は、大学のときの臨床実習も祭りのため、上京後も祭りの日だけは日帰りででも欠かさず参加していました(喪中以外)。怪我のないように奉納させれていただきます。

2013/10/07

ワイヤーマイクロ3変化!

BKA-InterventionTipsの一つにワイヤーとマイクロの関係があります。下記のコラムはとあるパンフレットに書かせていただいたものの一部抜粋です。

まずほとんどが透析患者であり、狭小血管、退縮血管、さらに高度石灰化の三重苦であることが多い。そこで最も必要なのが、バックアップ力である。4.5Frあるいは3FrParentの中にCxi、マイクロカテーテル、ワイヤーを入れる「4段ロケット」法は既にスタンダードとなっているが、注意点も必要である。
3FrParent4FrCXiを入れた場合はガイディングシース側管からの造影が不可能である。しかし、4FrCXiYコネクターを装着し、マイクロカテーテルをQualiaとすることで、Cxi側管からの造影が可能となる。造影剤は300の濃度のものを1/2に希釈して5mlシリンジで打つのがBestである(10mlのシリンジでも可能である)
ワイヤーの先端形成もBKA-Intervention100例行うまでは悩むことが多かった。特に、ATAの近位部完全閉塞の場合は、まずPOP-ATAへの角度が90度であること、さらに、ATAに入った直後の閉塞が多く、そこが90度の屈曲点となっていることが多い。これはRCA#1CTOと同じ形状であるが、ATA入口をガイディングがダイレクトに選択することが不可能である、という条件の悪さが加わる。そこで、有用なのが、ソフトワイヤー(JokerPVやCruise)Judkins Curveに形成することである。冠動脈に比べて血管径が大きなことがポイントである。POPで4-5mm、ATAやPTAの近位で3mm、足関節でも2mm程度である。そのため、曲げをつけるところが冠動脈に比べて長くなる。
先端2mm60度、その先10mm45度として、全てをマイクロカテーテルから出すと、POP-TrunkからATAを選ぶに最適のカーブとなる。少しマイクロカテーテルから引き、先出しを8mmとするとPeronealTrunkからPTAを選択するのにちょうどよいカーブとなる。
さらに、先端を0.5-1mmしか出さない状態でマイクロカテーテルごと進めるとQualiaまたはProminentNEOの直進性により、BKAあるいはSFAの直線部分を貫通してくれる。足関節近くでPerAから側副血行路―足背動脈への選択を行う場合、Pedal ArchDorsal Archを選択していく場合には2mm60度の第1カーブを使えばよい。その際、マイクロカテーテルで第2カーブを覆ってしまうことにより余計な迷入も低減することができる。
マイクロカテーテルも冠動脈のものと違い、先端が硬い、直進性が強い、というものが主流である。また、ATA、PTA、PerAいずれも直線であるため、マイクロカテーテルにワイヤーをいれたStraight状態にし、さながら0.025のRadifocusのような使用法もテクニックとして使うことがある。

だまされたと思って、一度ためしてみていただければと思います。