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2012/12/26

サンライズ瀬戸・出雲

昔、東京ー西日本には下記の寝台特急がありました
1:あさかぜ(東京ー博多、下関)
2:出雲:東京ー山陰本線経由ー出雲市・浜田
3:出雲:東京ー伯備線経由ー出雲市
4:瀬戸:東京ー高松
5:急行「銀河」:東京ー大阪
ほか、九州行きのはやぶさ、富士、さくら、みずほ・・・
今残っているのは、統合されたサンライズ瀬戸・出雲の1往復のみです。もともとはそれぞれが客車2段寝台の14両編成でしたが、利用率30%と低迷。えいや!と起死回生の一手で作ったのが、285系寝台電車です。瀬戸・出雲がそれぞれ7両で岡山ー東京は14両での運行です。
シングルデラックス(A個室):個室料12000円広いベッドに洗面台。テーブルあり。アメニティーセットとシャワーカードがついている。シャワーもA寝台専用でカード争奪戦に参加せずにすむ
シングル(B個室):個室料7350円 一番多く、おすすめ。特に車端部は広くてよい。1階はレール音が気になること、2階は揺れがきになることがある。
ソロ(B個室):個室料6300円 モーター車でカプセルホテルのような感じ。狭いが個室で横になって練るには十分。回生ブレーキの音がする。
シングルツイン(B個室):個室料9000円 2段ベッドの個室で2段目のエキストラベッド料金を払えば二人部屋になる。一人で使用すると広くてよい。
ツイン(B個室):一人あたり7350円 A個室の1階。プラチナチケットでほぼ取れない。
のびのび座席:特急料金のみでOK 仕切りのあるカーペット車。膝掛けがある

という感じです。2M5T構成で2MがそれぞれBソロ、のびのび座席になっています。ほかの個室は客車です。「ガタン」という昔のような振動もなく、完全個室なので誰でも安心して利用できます。
なぜこんなにとれないのかというと、東京ー岡山・四国の場合は飛行機や新幹線の最終よりも遅く出て、始発よりも早く着く、という本来の夜行列車のメリットが活かされていると言うこと、高速バスよりもやすいのびのび座席の存在、高速バスよりも個室がある、320円のシャワーカードでシャワーも浴びられるというB個室、走るホテルA個室は本当に魅力的です。室内のデザインはミサワホームです。

しかし、弱点もあります。超長距離をはしるため、経路のどこでトラブルがあっても遅延したり運行中止になったりします。冬は関ヶ原で貨物列車がスリップしておくれるため、20分遅延、夏はまれですが、台風で徐行、などです。静岡で始発の「こだま」に振り替え輸送などもありました。

それでも寝台電車は最高です。是非皆様お試しください。なお、個室料以外に、特急料金(超長距離でも3000円)と運賃が必要です。


朝、瀬戸大橋をわたるとき、さわやかな目覚めを味わうことができます。


http://www.jr-odekake.net/train/sunriseseto_izumo/accommo.html

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