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2021/02/14

車を買う。

 2010年から愛用していたホンダLEGEND。ものすごく大事にしていたのだが、ヘッドライトの曇り、走行9万キロとなり10万キロリニューアル(タイミングベルト、ブレーキ関係など)、13年の重加算税、革シートのへたり(ささくれ)などは気になるところでした。

J37AのNA-SOHC-VTECにより気持ちのいい噴け上がり+SH-AWDという最新の技術による光速コーナリングを越える車はあるのだろうか。自分の中ではそれを満たすことができるのは、、、Only GT-Rであった。ベンツのSクラス、ホンダの新型LEGEND、などなど含めて本気で調べた。

新型LEGENDは本気で考えた。が、車幅と長さの問題以上に大きな問題となったのが最小回転半径。官舎の駐車場で実際にコンパスで作図したが、目の前の3m道路、そのさきのもう一度ターンができない。いや、できなくはないが、車庫入れに理論上3回の切り返し(現実としては下手をすると4回必要だろう)が必要となる。いくらNSXを前後反対にしただけのスーパーセダンとはいえ、これでは使い物にならない。スバルのLegacyは素敵だ。誰がどう見てもいい。安全で高速コーナーもいい。しかし、RやLEGENDに乗り尽くした自分にはやはりGT-Rをのぞき自分の本能を満たしてくれそうな相棒はいなかった。

2021年1月、ついに日本でも新型Sクラス(W223)が発売された。数年前東京で乗せてただいたE350、S560は素晴らしいものであった。なんというか、事故をしても自分は守られる、相手も守られるということが少し乗せていただいただけでわかった。ベンツは違う。別次元。しかし、3年前松山のベンツに行ったところ、「おかけください」もなかった。自分はベンツを乗るにふさわしくないのだろう。その直後バッテリトラブルで助けたいただいたホンダ新居浜の対応のすばらしかったこと。本当にホンダは対応が素晴らしい。定期メンテナンス、トラブルシュート、完璧だ。親切で博識な工場長さんの顔が浮かぶ。しかし、駐車場はどうにもならない。Accordですら2回切り返しが必要なシミュレーション結果であった。

同僚の超優秀な消化器内科のDRが昨年400Rを購入。もともと米国で修業させていただいたとき、VRエンジンはマキシマで楽しんでいた。滑らか、低速からのシーケンシャルなトルクの立ち上がり、一気に回る噴け上がり。全てが完璧なエンジンだ。RB25DETのリニアチャージコンセプトとVG30DETTの暴力的なトルク、VQ25の滑らかさ、全てを併せ持っていた。これはYamahaエンジンでは無理。90プロジェクトの日産ならではである。さらにFRならではの自然なハンドリング、軽快なターンは、BMWに追いつけ追い越せのSkylineがBMWを追い越した(BMWも最新のスポーツは4WDが主体)瞬間を感じてしまった。アクセルをすこし踏めば後ろから蹴っ飛ばされる感覚で加速し、すこしハンドルを切れば自然に曲がる。こんないい車を日産はつくれるのか!つぶやいてしまった。

しかし400Rには致命的な自分にとっての欠陥があった。FRである。FR好きにとって4WDが受け入れられないのと同様、なんどかスピンして死にかけた、そしてBCNR33からかぞえて20年以上4WDにのっている自分にとってはそこだけはむりであった。逆に自分のSH-AWDに乗っていただいたK先生には、これは自分無理ですね。というコメントをいただいた。そのくらい独特なのが4WDである。

近隣で10年おちのGT-Rが550万。見に行った。ちょっと離れたところで3年落ち1200万のNISMO、見に行った。ああ、いいなあ。凄いエンジンだ。だが、4輪のトルクスプリットはSH−AWDに劣る、使い勝手も当然劣る。回転半径も5.8m。幅は今の車よりも大きい。リセールバリューこそいいもののそれには条件が厳しい。指定の工場でのメンテナンス、ランフラットタイヤ、指定オイル、指定部品交換、、もちろんGT-Rには必要なのだと思うが。。そしてなにより後部座席が狭く、サンルーフがない。もちろんレーシングカーなのでサンルーフなどは論外なのだろうが、それでもあのきもちよさはほしい。2枚ドアは東海道線で185系が淘汰されてしまったのと同様、厳しいものがあった。

でも、GT-RはGT-R。絶対的、孤高の存在。Youtubeで「借金野郎 GT-R NISMO」もみていた。あーるTVもみていた。いいなあ。いいなあ。これ以外自分にはないと。


さあ、自分はどうしたのかどうするのか。



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