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2015/02/12

木沢記念病院(岐阜県美濃加茂市)のWSに参加させていただきました

岐阜県美濃加茂市にある木沢記念病院で行われたOchiai-CTO-Workshopに参加させていただきました。
木沢記念病院は岐阜県美濃加茂市にある450ベッドの病院です。
http://kizawa-memorial-hospital.jp/index.html
まずは昭和大学横浜市北部病院の落合先生にその日のCaseについてDiscussion。
Antegradeか、Retrogradeか?LADとLCX分離開口のLADに対するGCをどうするか。CTの読みは?論理的PCIを構築し、フロアと術者で共有するための大切な時間

今回のCourse Directorは高橋茂清先生。野球部のピッチャーなのに、、直前に手を負傷

Discussionには、聖隷浜松のドマーニ岡田先生、静岡の岡村記念病院の樽谷先生、そして、、陶生病院の浅野先生。なんとまあ、贅沢な・・・

第2カテーテル室が中継室となり、セッティングされていました。ビデオもきれい。モニターもでかい。ここで、いつも御指導いただき、第1回STARTのGuestOperatorをしてくださったりんくう医療センターの武田先生。関西・豊橋直系の武田先生と、落合先生のDiscussionは本当に素晴らしいものがありました。Pre,Postともに本当に勉強になりました。



もちろん、訪問させていただきましたあかつきに、、バリィさんを一体。今年、木沢の循環器科に入られた若手の先生もいらっしゃり総勢10名の体制。いいなあ、と思う一方、学生への啓蒙から、研修医の受入、専攻医の要請と10年間、努力を続けられてきた高橋先生に感服です。次回は是非その、ノウハウを教えていただきたいです。

集合写真です。高橋先生の手の怪我、早く治りますように。

本日のOperator落合先生と助手を務められた熊井先生。本当にお疲れ様でした。

夜は、岐阜ハートセンターの松尾先生、落合先生から特別講座「合併症とそのBail-Out」。こちらは、写真撮影禁止となっていたため、写真の撮影はありません。が、合併症を起こすことが許されない時代、そしてデバイスや診断モダリティーの発達により頻度が減った時代であるからこそ、皆で合併症の知識を共有する、という今回のコンセプトは本当に素晴らしい者でした。札幌の越田先生、福岡の芹川先生、いやあ、おもしろい話でした。

懇親会では、飛騨高山で戦われている田近先生や加古川市民病院の角谷先生をはじめ、沢山の先生方から、アドバイスをいただきました。本当に感謝です。

Directorの高橋先生、宮田先生、青山先生、本当にありがとうございました。今度はもう少しゆっくりしたスケジュールで木曽川を含めた「美濃加茂」を訪問させていただきたいです。

第8回START-meeting テーマは「急性期から回復期・慢性期まで包括的に診る心臓」

昨年、大好評をいただいた岐阜大学の西垣先生による特別講演「もういちど見直そう!ACE阻害薬とβ遮断薬」をコアに、当院リハビリテーション科の山内正雄室長、内科の伊藤誠医長、病理部の植田センター長、による地域連携公開講座を開かせていただきました。
今回、田辺三菱製薬さんの御尽力です。

西条国際ホテルの大ホールです。さて、西垣先生。

今回の展示ブースは、カテーテル治療のハンズオンも。テルモ・カネカ・ボストン・日本ライフラインさんによるインターベンションデバイスの展示。 Philipsさんと高松帝酸さんからは、今回、初の在宅酸素用、酸素発生器も展示いただきました。

まずは伊藤先生。本当にACEiは咳の副作用があるのか?という当院の「生データ」。やはり4%程度で咳はありました。

座長は間口先生にお願いしています。西条市民病院の間口先生=愛南の神童。ライフワークとして、西条市民病院がリハビリテーション・予防医学の中心として西条市西部の人が集う空間にしたい、という強い情熱をもち、日常臨床に望んでくださっています。
西条市西部の患者さんは皆さん、西条市民病院に紹介させていただいています。また、間口先生からも精密検査、インターベンションが必要な患者さんを多数紹介いただいています。心から尊敬し申し上げます。

当院Flag-Ship第1弾はリハビリ山内先生。四国一のPTさん。急性期から回復期まで、とにかく「寝たきりをつくらない」リハビリ。安静は必要最小限、その中でも筋力低下予防、そして、ペットボトルを用いた500gのおもりによる筋トレなどのLectureもいただきました。


愛媛大学の元第1病理教授である植田センター長。心不全の心筋病理を、一斉に提示。いや、こうなって、心筋細胞の配列がくずれるのか、そして、動かなくなるのか、と納得

不肖私が、座長を・・

さて、西垣先生の登壇。さすがの切れ味。60分で240枚のスライド。
ACEiこそが心不全の治療薬。最強はコバシルだが、咳の副作用がどうしても問題。というわけで、最も咳の副作用がすくないタナトリルがBest。降圧剤であれば、ARBであるが、心不全治療薬には、ACEi、まさに咳の原因となるブラジキニンこそが、血管拡張作用をおこすものであるということをコアに、ACEiとARBの併用は意味がない、Kが上がらない限り、ACEiは出来るだけ増やしましょう!と熱いメッセージ。
β遮断薬では現在心不全に使うことが多いのは、アーチストとメインテート。アーチストはαβ。メインテートはPureβ。シンプルにいくならメインテートが使いやすい。また、血圧100、HR55あれば、0.625mgを2週間から4週間毎に増量し、増やせれば増やせるほど、心不全の予後はよくなるというお話でした。
それ以上に、「これはおかしい!(息切れ、浮腫、BNPの上昇傾向など)」という患者は2週間で診療すること、それでもあやしければ、入院治療や原因精査、これは我々への熱いメッセージでした。

このとおり、会場は満席で熱気につつまれていました


演者、座長の先生型、本当にありがとうございました。国際ホテルさんには、私がチョイスした、地元の日本酒を持ち込ませていただき、みんなで味わいました。今回は今治市の「山丹正宗」ANAファーストクラス国際線に選ばれた日本酒です。石鎚の緑ラベルにつづいて連続! いや、すっきり。あっという間に飲めてしまいました。 地元の素晴らしい者を「世界の先生方」に楽しんでいただけるのは本当にうれしい限りです

懇親会は花園さんでフグのフルコース。本当にありがとうございました。しかし、病理って大切ですね。医学の基礎、病院の医療レベルの基礎はまさに病理。植田先生に教えていただいたことが本当に多い、懇親会でもありました。
西垣先生、また、来年もよろしくお願いいたします。

2015/01/01

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

2015年になりました。私が西条に帰郷したのが2011年11月。あっという間に3年間、菩提寺である光明寺の除夜の鐘を3回聴くこととなりました。

1年目はまず自分の立ち位置の確認と、院内の環境作り。スタッフと「世界」を知るための全国行脚。根も葉もわからない、どこの馬の骨ともわからない私に、全国の先輩方が暖かく、ご指導くださりました。ご自身が苦労して作られたシステム、あるいはそれを文書化したマニュアルも笑顔で教えてくださいました。おかげさまで突貫でありながらも、安全と効率が両立するクリニカルパスができ、離陸開始となりました。立ち上げ当初、糖尿病内科の先生方、透析外科の先生方と、愛媛大学から外来に来てくださっていた先生方が多数のPCI、PPI、PMI適用患者を紹介してくださいました。
2年目は外来と地域連携の立ち上げにいそしみました。地域連携では、名誉院長やセンター長と一緒に訪問させていただき、挨拶をしても名刺すらいただけない先生方もいらっしゃいました。そりゃそうですね。どんな技術を持っているかどうかもわからない、若い東京帰り。その中で、西条市民病院の真鍋理事長、間口先生、愛寿会病院の内田理事長、守山院長、西条市内の土岐先生、旧小松町のこまつ医院佐伯先生、旧東予市のいしづちやまクリニック中川先生、飯尾泌尿器科の飯尾院長をはじめ、多数の先生方から支援をいただき紹介・逆紹介患者さんを増やすことができました。この年は、閉塞性動脈硬化症における重症下肢虚血医療において、整形外科、WOC、皮膚科、NST、糖尿病内科との集学的医療が立ち上がった年となりました。
3年目は1年目と2年目に出すことができた臨床成績を全国で発表した年でした。これは、スタッフにとって、大きな試練でありましたが、自信にもなってくれたと思います。自分自身は粛々と眼前の患者さんの治療を行いつつ、START研究会の発展にいそしみました。院内スタッフから地域医療機関まで、そして、全国レベルのインターベンション医療を地域の患者さんに還元していく、九州から北海道まで、多数の先生方が来院してくださり、実現できました。
そして、東京から定期的に来院くださり、治療・指導をくださっている、久保部長、山内部長、本当に感謝の極みです。この数値は県内近隣、全国の大規模施設と比べると本当にちっぽけなものです。しかし、一人一人の患者さんにかける、術前のスクリーニングから手術適用の厳格さ、丁寧な手技と術後のフォロー体制に関してはどこにも負けていないと思います。PCI、PPI、いずれも18ヶ月の再狭窄率は5%を切り、2014年に至っては重症下肢虚血による下肢の大切断が院内で「ゼロ」となりました。

4年目はあえて、自分からは広げることをせず、この3年間を見直し、固める年にしたいと思っています。自分が広げなくとも、スタッフの皆様が広げてくれる体制は整いました。影に徹しつつ、本丸を守る数年も大切だと思っています。地域連携を密にし、地域医療の崩壊がなされないこと、そして、地域完結型医療の充実を。そして、若い学生や研修医の先生方に技術だけでなく、夢を持っていただきたい、、そう思っています。

このブログではこれからも、個人情報に配慮しつつ、インターベンション、地域医療、チーム医療、地方政策についての記事を不定期ながら続けて参ります。
今年もよろしくお願いいたします。 

2014/12/05

2014年11月25日に市民公開講座をさせていただきました。

全国の済生会病院では「困窮者に対する医療」が義務づけられており、その一環として社会福祉課による「無料・低額診療事業」が行われています。社会福祉課は地域連携室とも統合されており、連携医療の窓口にもなってくださっています。もちろん、地域の医療福祉、公衆衛生、健康に関する知識向上に寄与する、ということが病院の役割であり、今回、市民公開講座をさせていただきました。

満席で、後に臨時の椅子席をつくっていただきました。
全員に、食事療法、禁煙、受動喫煙、職場内禁煙推進手順書、睡眠時無呼吸症候群のパンフレットをいれさせていただきました。

タイトルは「心臓と血管の病気は怖い」というものでした。持ち時間は45分。延長しても60分という条件でしたので、通常、私の学会発表、学術・医療的講演は1分3枚ペースですが、市民講演で「よりわかりやすく」がコンセプトであったため、1分2枚ペースで作成しました。
合計82人の方に聴講いただき(関係者を除く)、生活習慣(食事・運動)から虚血性心疾患、閉塞性動脈硬化症から、あらかじめリクエストをいただいていた不整脈についてのところまで、お話させていただきました。最後は、病院の西条におけるやくわり、というところ、町の発展に「産業」「医療福祉」とともに「教育」が不可欠であるという点もお話しさせていただきました。
私の冠動脈CTも出しています

具体的な治療についてもお話しました 最後は西条市の発展のためのお話

満足度97%はけっこういい数字です。

レジュメがほしい、という声もいただきましたが、レジュメを配ると往々にして、そちらをみることで逆に聴講がおろそかになる、という自分の経験から、メモはできるようにするが、資料は配付しないというコンセプトでさせていただいています。

社会福祉課の方が、アンケートを集計してくださいましたが、82人中73枚という回収率の高さ、12名の意見記載というところは、市民講演ではかなり良好だと思います。1週間前に参加者の年齢や性別、居住地域のリストをいただき、さらに直前に入ってこられる皆様の年齢層や性別をみて、どこに重点を置いた話にするか、調整しました。これは、昭和大学の落合先生に「聴講者リストによってLectureは変えている」ということを教えていただき、実践したものですが、やはり効果は大きかったようです。Expertの講演やLectureを拝聴させていただくと、内容はもちろんですが、プレゼンテーション技術、思考回路、毎回の工夫というところも勉強させていただいています。

しかも、当日は土砂降りの大雨でした。参加いただいた皆様、手配いただいた社会福祉課ならびに西条市福祉センターの皆様、ありがとうございました。ちょっと早かったようですが、「眠くない」講演にはある程度テンポや抑揚も大事だと思っています。同じ話を何度かさせていただき、より多くの方々に、健康寿命を延ばしていただきたいな、と思っています。

さて、今日も外来終了。来週はかなり難易度の高い治療(冠動脈・末梢動脈)が入っているのでしっかりカンファレンスを行います。


2014/11/17

りんくう医療センターのPCI-Workshop+特別講演

大阪府泉佐野にあるりんくう医療センターの研究会に参加させていただきました。もともと現在「フリーランス」循環器科医の角辻先生がいらっしゃり、現在は武田吉弘先生が中心となって、カテーテルをされていらっしゃる施設です。440ベッド、関西空港開港時に「海外からの疾患はここで受け止める」ということ、もう一つは泉佐野をはじめとした大阪南部の3次救急までをカバーするための施設です。
武田吉弘先生は、私が若い頃、CCTでDCAのライブをされ緻密なIVUSのよみ、Biplaneを活用し「Angio上の狭窄度ゼロから皮一枚まで削る」というDCAの最も難しい、かつ再狭窄率を規定するテクニックを見せていただき、それ以来、技術と知識に惚れ込ませていただき、済生会西条病院における外部講師によるPCIライブデモンストレーションの第1回の講師をお願いさせていただきました。CTO、LADの石灰化をともなったLong-Diffuseなど非常に難しい病変を3例、治療していただきました。

関空快速でりんくうタウン駅を降りたら、奥にネオンサインが。
近づいてきました。大きい。そして明かりが煌々と。やはり24時間365日稼働の3次病院
吹き抜けでスペースも広い待合椅子
かっこええ・・・
基幹病院には絶対に必要な、入退院サポートセンター。ちゃんと個室。
まるでホテルのエントランスのような入り口。いいなあ・・・
しかし、3次救急病院の割には医師の人数が少ない。泉南地区の医療も大変なんだろうな、と思いました。

さて、講演です。まず、済生会福岡の芹川先生が「CT-Guide−CTO」のLecture。流石に新古賀の川崎先生のもと鍛えられ、その後イノベーションされた芹川先生のプレゼンテーションは説得力も違います。イメージングモダリティーの向上によるAntegradeCTOの成績が良くなる、あるいはGAIAやMiracleNEOなどの活用法が変わってくるということもわかりやすく教えていただきました。私は2012年にFacebookで角辻先生に教えていただいたり、Slender-Club、CCTi、J-WINCの特別Lectureで、CTGuideCTOのLectureを受けさせていただいていたこともあり、かなりスムーズにお聴きすることができました。まだまだ当院のGE64列であっても、画像作り、そしてその後の解釈からみたCTO通しのための活用度をUpすることができそうなので、また技師さんにお願いしてみたいこともでてきました。もちろん、私ももっとWireringをスマートにできなければなりませんし、冠動脈の短軸画像の活用をしていかなければなりません。
つづいて、木沢記念病院の高橋先生。LCxからEpicardoを通った側副路を介してのCTOは本当にこわいものです。当院には心臓外科がないこともあり、また、自分よりも上手な術者の先生にお願いするほうが良いと思う症例は自分ではしないことにしているので、非常に勉強になりました。よい側副血行路がない場合のCTO開けは本当にストレスです。どうしてもRCA-ConusやLCX-LBなどの側副路は恐いです。SUOHが新しくなるのは楽しみです。SUOHは確かにコークスクリューでもよく通るのですが、すぐにメケります。そこがどう改善されるかというところ、またActONEが入ってくれることで最後のスタビリティーがどうよくなるか、これも楽しみです。
最後が私のプレゼンテーションでした。SFA-CTOの演題でしたが、Complexな病変に加えて、病態が絡んだ場合、急性期のBail-Outから慢性期のフォローまで、今回唯一のEVTプレゼンテーションであったため、PCIとの技術「Fusion」などについてもお話しさせていただきました。
特別講演は、自治医大の坂倉先生でした。インターベンショニストである坂倉先生がVirmani先生のCV研究所に留学され、CTOの病理について解説してくださいました。Calcium noduleか、Nodular calcificationなのか、CCTのLectureでもわかりにくかったところが、坂倉先生のスライドで一目瞭然の違いがわかりました。また、CTOの病理像は心電図上Qがあるかないかによる違い、Dipがある場合とない場合、CTOの完成形とは?という病理からみた、CTOの通し方というところが論理性と整合できるよう教えてくださいました。すばらしいLectureでした。
なによりも2014年にでたCTOを開ける方が予後がよい!というデータ、これはPCIが予後改善を行うという初めてのデータでないかと思います。

最後に記念撮影。 とってもすてきな会議室でした。

ちゃんと、バリィさんを配置。させていただきました。カテ室、一日も早く、新しくなりますように!増えますように!そして、FMトランスミッターでインカムを飛ばすのはさっそくいただきました。当院のインカムにもFMトランスミッターを付けるよう、機械を発注しました。(僕の自腹ですよ・・)

今回も本当に勉強になりました。RCAのとてつもなく大変なCTOのライブ、その後の極めて濃厚なLectureにDiscussion、すばらしかったです。難しいLectureであればあるほど消化不良になることもありますが、一緒にDiscussionの上、かみ砕いて教えてくださった先生方のおかげで理解することができました。また、参加させていただきたいです。

2014/11/16

「見逃さないで!治療できる弁膜症」 第7会 START

「見逃さないで!治療できる弁膜症(演者:済生会熊本病院循環器科 坂本知浩先生)」を特別講演に、第7会START(西条動脈硬化治療技術研究会)を開かせていただきました。今回、参加者はSTART史上最多の100人オーバーでした。12列x8で配置した机と椅子では全員着席できず、急いで後に1列増やし、さらに両サイドに椅子席を並べ、何とか全員座っていただいたという状況でした。
翌日、参加していただいたスタッフから「TAVIの実映像、アニメーションは初めて見た」「実際にはすごく難しい内容のはずなのに、本当にかみ砕いてわかりやすいお話だった」と、流石、坂本先生のプレゼンテーションは満足度も高かったです。
実は、済生会病院では日本循環器学会にあわせて「全国済生会病院循環器懇話会」という研究会を開いており、私が西条病院着任後、第1回目、2012年3月の会で坂本先生のプレゼンテーションを拝聴させていただいたのがきっかけです。
(2012年夏 みんな若い 不安がにじみでています)
まだ、右も左もわからなかった我々の見学を受け入れてくださり、同じ済生会病院でもここまでできるのか!と大きな衝撃をうけました。クリニカルパスの積極的な導入、ベッドコントロール、救急コントロール、地域連携、急性期医療・診療科を絞った医療に特化する、サテライト病院、院内サテライト作り、と本当に目から鱗が落ちました。
その後、「めざせ!熊本!」を合い言葉に、小さいユニットながら取り組んできたものです。
まずは「本当に440床か!」と驚き バスターミナルも玄関にあり、雨に濡れず患者さんが病院に入れること、そしてサポートスタッフが足の不自由な方も丁寧に案内。

まず、救急外来・処置・経過観察室に驚き
最も驚いた検診センター。まるでホテル。食事もおいしく、展望風呂も。これでなければ、検診は今後生き残れない。
大講堂は階段形式で、学会もできるようになっていた。

このとき、Hybridカテ室が工事中。それでも3カテ稼働。病棟との連絡システムもかなりよくできていたこと、患者の導線もよくできていたこと、全ての外来に医療クラークがいて医者が患者のほうを向いて診察できる環境が整っていました。
さて、今回の講演は、3段構成。
内科の伊藤先生から、抗血小板剤とくに低容量アスピリンを使用している患者には絶対にPPI(パリエット)を併用しなければならない理由を提示。CYPの問題が大きいようでした。
私は、肺塞栓のお話。tPA(クリアクター)で劇的に溶けた肺動脈・下大静脈血栓の症例提示と、当院における肺塞栓・深部静脈血栓症の治療とその成績について提示しました。本来座長の岡田院長が急用のため、私が演者と座長を兼務。
メインの坂本先生の講演。会場からどよめきも多数。TAVIは現在全国で40施設。Hybrid手術室を備え、さらにプロクター8例をクリア後でなければ、独立施設になれません。弁が450万、、治療費をTotalでみるとベンツ級だとか・・・
会場はこのように満席でした。後の方がせまくなり申し訳ありません。この会場で入りきるMAXの人数ですが、西条のホテルではここが最も大きな会場なのです・・・
病理の植田センター長の総括(写真がぶれていて申し訳ありません)
常光名誉院長のコメントで〆
 
機器展示はPhilipsさんと日本光電さん
 今回は在宅機器のみならず、病棟用の人工呼吸器の最新モデルも。
この機器展示はスタッフに好評です。
この数年間で当院のコメディカルスタッフが発表したポスターを掲示
みんな、仕事が終わってすぐに集まって準備してくれました。
機器展示、製薬メーカーとの調整、会場との調整を行ってくださったサクラメディカルさんとシーメックさん いつも本当にありがとうございます。
会場のバックはすべて看護師の発表で埋め尽くされ、側面は臨床検査技師に・・・
通路の片面は臨床工学技士、その反対側は診療放射線技師のポスターで埋まりました

坂本先生、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。今後もSTARTでは、そのとき「最高の技術者・演者」を招聘し、参加してくださった方皆様に満足いただける講演会を続けていこうと思っております。地域医療のベースアップには、やはり最新の知識も必要です。しかもそれを、誰にでもわかるように、中立的な立場での講演を行っていただける講師の先生を招聘しなければなりません。私は、講師の先生にお願いする際、必ず自分自身が前もってその先生の講演を拝聴し、「この講演ならみんなが満足する」という先生にお願いするようにしています。


次回の講演は2月を予定しています。お楽しみに!