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2012/11/20

J-WINC@東可児病院

更新が遅くなりもうしわけありません。11月10日、東可児病院で開催された、J-WINC@東可児病院に参加させていただきました。
J-WINCとは、インターベンションをやる女医さんとその方々を応援する男の医者の会、というスタンスで、往々にして、男性よりも男気がある女医さんがコアとなられております。それはそれはすごいエネルギーでした。昔、とある先生に「女医は男の2倍仕事をして、3倍仕事ができて1倍の評価です。」と言われたことがあります。その方は本当にこわい方でしたが、仕事にブレはなく、つねに緻密で知性的な医療を行われていらっしゃいました。ちなみに今回、神奈川から私の「監視役」として参加してくださっており、懐かしい話ができました。
ミニレクチャーでは新築移転となり、美人部下をつれて参戦された那須赤十字病院の矢野先生。同年代とは思えないがんばりぶりに頭を殴られた気持ちになりました。私もますます燃えねばなりません。赤十字という厳しい制約のある病院にトップで赴任され、3次までバリバリこなす、そして拡大総生産をされている、さらには国際学会でもファカルティー。今後も無理をされない範囲でがんばっていただきたいです。
私は合併症に対するサルベージのケース、PPIについてのプレゼンをさせていただきました。
と、そこで考えたのが・・・女医さんにこそEVTなのではと思います。まず、SFA以遠のPPIは極端に被曝線量が低下します。等価体積が違うわけで当然ですよね・・・さらに、ロードマップ、エコーガイドを駆使することで極限まで減量することができます。マタニティー用のプロテクタ、一度着たことがありますが、すさまじい重さでした。少しでも安心して働ける環境をつくることも我々の責務だと思います。さらに、時間が長くなってもぶれない、食事をとらなくてもぶれない、断固たる決意、影に潜む大きな優しさという点では及ばないところです。

(矢野先生と山平先生 悔しいから石川先生との2ショットはUPしません!)

進先生率いる可児軍団の皆様と本江先生。今回もバイタリティーとエネルギーをいただきました。うちのCEさんも今回は参加させていただき、みっちり高周波IVUSの解釈について学ばせていただきました。いつお聴きしてもクリアカットで臨床に即したIVUSコメントはすばらしかったです。同じ規模で、同じような環境(大都市から車で約2時間、透析や外科をかかえる二次救急の総合病院)というところで、このようなワークショップを1年間に2回も開催されたということは本当に頭が下がります。統率、軍団の団結力、ともにすばらしいと思いました。そして、我々も「可児をめざしてがんばるぞ!」という気持ちになりました。

スペシャルレクチャーはIVUSについて。まだまだ進化するIVUS。そしてその真意はGrayScaleにある!肝に銘じます。一番印象に残った言葉は「せっかくの高額医療機器。一つでも多くの情報を得て下さい」。
終了時にカテ室で。本当にお疲れ様でした。勉強になりました!
「地方から発信する医療」 ITによりすでに実現できるようになってきています。いつでも、どこでも、だれでも、医療従事者がハイレベルな治療についての知識や技術、合併症の予防と対策について共有する、そして、その恩恵を全ての患者さんが享受できる、そのような社会になって欲しいと心から願っています。

そして、医学部生、研修医の皆さん!循環器科は楽しいところです。とくにインターベンションはライフワークとするにふさわしい毎年のデバイス進化と自己研鑽に対する要求があるものです。たくさんの女医さんが活躍していらっしゃいます。男性と女性、それぞれの特性を活かし、お互いに幸せになれる医療環境をつくっていきたいとも考えました。

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