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2013/04/21

ポスター発表で動画を出す裏技を発見。

学会発表でよくあるのが「ポスター」。しかし、カテーテルインターベンション、エコー、など循環器=心臓という動く臓器を対象にした学問である事、ワイヤー操作、デバイス操作という動く手技を対象にした研究会である事、から、どうしても、ポスターではニーズに答えられない、というのがこの最近の悩みでした。そこで・・・某時計台病院の先生に「全面iPadはどう?」と提案を受けたのが数ヶ月前のことです。
その後、当然ながら、倒産品や中古品のiPadを探そうとしていました。たしかに、イイ。かっこいい。バッテリも持つ。でも、問題がありました。
自分自身がiPad(第三世代)をもっているのでポスターのパネルなような環境でピン留め使用としましたが、、無理でした。重いのです。ピンを8本うたなければ支えられません。プラスチックケース+マジックテープという案もありましたが、マジックテープもあっという間にはがれて、落下です。さらに、どんなに初代であっても1枚2万をきることがほとんどなかっことで断念。iPadMINIならいけそうです。(だれか買ってください)
今回は、こうしたのです
動画(静止画も)が動いて、バッテリーがあって、壁に掛けられるもの・・・
ほぼA4横1枚相当のサイズです。2枚分をこの「新兵器」におきかえてみました。
そう、フォトフレームです。しかも、DocomoやSoftbankが加入者数を増やすために大量に作ったもののやはり売れなくていろいろなところに流れているようです。1台5000円
(ドコモのフォトフレーム05) 他の安物フォトパネルとは違う「レグザエンジン」の技術でとってもクリアな画質。上下左右の視野角も良好でした。さすが Made In JAPAN.
http://www.nttdocomo.co.jp/product/photoframe/photopanel05/index.html


実際の発表の様子です。写真、ありがとうございました。ちょうどタイミングよく「さあ、この動画です」と膝裏動脈のDSAが現れました。バッテリは4時間くらいもちました。長時間の場合はHyperJuiceやモバイルバッテリの併用が必要そうです。結構重いので、最近はやりのキックボード付きトランクで運んでくるか?
http://www.shop.jal.co.jp/disp/001002001/48114_1.html


アイディアをくださった時計台記念病院・循環器センター長浦澤先生、ありがとうございました。今後もますます研ぎ澄まされたEVT、PCIの発信を楽しみにしております。勉強させてください。

学会はCTOライブ、EVTライブ、Education、すべて満席でした。KCJLは毎年満席です。内容が充実していることはもちろん、対象者別のテーマになっているので幅広く学習できるのでとってもいいです。このような研究会の時、私は基本的にEducationにいきます。ライブをみていて「うまい!」と思われる先生は皆さん、基本がしっかりされています。ワイヤー操作やIVUSの読み方など局所がクローズアップされがちですが、やはり全体をしっかり見られていること、一つ一つの手順を絶対に省かないこと、合併症をつくらないことに対する注意とリスクマネジメントはもちろん、起こった場合にどうするか、ということも全て先に考えられてから手技をされています。今回も本当に勉強になりました。





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