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2020/01/25

武漢の新型コロナウイルス感染症について

「肺炎」とは書いていないのはどのくらいの確率で「肺炎」をおこすか正確な情報がないためである。武漢周辺をいれて4000万人を封鎖したChina政府。感染拡大のコントロールがついていないことの証明だろう。
国立国際医療センター・感染症研究所からの文書やこれまでに出された文献を上げていく


要はまだ全く国内で感染を迅速に検知する方法もその体制もできていないということ。1月23日には新たな情報が出るとされていたが・・・

新型コロナウイルス(Novel Coronavirus:nCoV)による感染症患者の 退院及び退院後の経過観察に関する方針(案)
(2020 年 1 月 22 日作成)
国立感染症研究所 感染症疫学センター 国立国際医療研究センター 国際感染症センター
注:疫学的所見や病原体に関する情報が現時点で乏しいため、情報の蓄積に伴い、この内容は適宜更新される
入院は必要な場合行うべきだが、スタンダードプリコーションに加え、空気感染の対策ができる施設であることがのぞましい。地域の保健所に相談することとある。

ランセットで出た新型コロナウイルスの論文その1(家族で発症)

ランセットで出た2019新型コロナウイルス感染症41人の統計
Yahooニュースで国立国際医療センターの先生が日本語でわかりやすく解説


2003年のSARSを覚えていますか?NJEMの日本語サイトにAbstractが載っている
ARDSを引き起こすコロナウイルス感染症

感染の経路が飛沫感染か、空気感染かも不明。眼球などの粘膜を通じて感染するのではないかという記載もあった。RNAウイルスであり変異がかなり起きやすいことは確定。発症までに5-7日。発熱・咳がでてから一週間で重症化。入院適用となった場合そこからARDSへの進行は早い。41人はすべて入院した重症例ではあるが、そのうち15%が死亡。

ただ、中国政府が武装警官と人民解放軍を動員し、武漢そのものを閉鎖したという事実 これはこの感染症が脅威であるということの証明ではなかろうか。

ウイルスなので空気感染をきたす場合にはN95マスクを用いても完全に予防することはできない。健常人は普通のサージカルマスク、手洗いうがいくらいしか今のところ思いつく対策がない。また、武漢のみでなく中国全土および、ベトナム・タイ・オーストラリア・USAと感染は拡がっており、常にこの新型ウイルス感染症を念頭に置いた診療をするというところだろうか。 地方空港にも国際線は多数飛来しており、どこからどう拡がるかわからない。これも注意すべきところであろう。




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