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2020/06/10

メディア報道の恐ろしさ(次亜塩素酸水の事例)

芸能界の方の自殺という悲劇があり、SNSは危ないということが取りざたされる今日この頃です。しかしメディア報道というものも非常に危険です。
次亜塩素酸水について至る所で「効果はない」「噴霧は人体に有害」と取りざたされています。NITE(同率行政法人製品評価技術基盤機構)はどのようなプレスをしたのか。実際に見てみました。

NITEが行う新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価について~よくあるお問い合わせ(令和2年6月4日版)~

次亜塩素酸水についてもきちんと項目がありました

Q:
「次亜塩素酸水」は、新型コロナウイルスに効果がないのですか?
A:
「次亜塩素酸水」の新型コロナウイルスに対する効果については、検証試験が継続中であり、まだ結論は出ていません。現在、効果の検証作業を、関係機関の協力を得て進めているところです。塩素濃度や酸性度(pH)等の条件によって効果が変化しうるため、評価にあたっては、様々な条件での検証を行う必要があります。今までのところ、新型コロナウイルスに対して一定の効果を示すデータも出ていますが※、2020年5月29日現在、全体として有効性評価を行う上で十分なデータが集まっていないことから、委員会において、引き続き検証試験を実施することとされました。今後、早期に結論を得ることを目標に、検証作業を続けてまいります。

Q:
「次亜塩素酸水」の空間噴霧は行ってもよいのですか?
A:
今回の有効性評価は、アルコール消毒液の代替となる身の回りの物品の消毒方法の評価が目的であり、空間噴霧は評価対象となっておりません。
「次亜塩素酸水」の噴霧での利用は安全面から控えるよう弊機構が公表したとする報道が一部にありますが、噴霧利用の是非について何らかの見解を示した事実はございません。
「次亜塩素酸水」を消毒目的で有人空間に噴霧することは、その有効性、安全性ともに、メーカー等が工夫して評価を行っていますが、確立された評価方法は定まっていないと承知しています。メーカーが提供する情報、経済産業省サイトの「ファクトシート」などをよく吟味し、ご判断をいただければと存じます。

※塩素濃度49ppm(pH5.0)で、20秒で感染力を1000分の1まで減少させた例がありました。






NITEが行う新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価に関する情報公開

と、凄く細かく検証され、報告してくれています。アルコール、界面活性剤、いずれも濃度が極めて大切ということも検証してくれています。粗悪品の30%前後のアルコール手指消毒が出回ったり、本来手指に用いると障害を起こす食品に噴霧するための77%アルコール製剤を手指消毒に用いて皮膚がボロボロになった例、多数報告されたことに対しての見解でしょう。メディアはいかにもこの機関が有効性を否定し、噴霧を有害とした、と報道しており、それに対する公式な見解がUploadされたのだとおもいます
また北大でも新型コロナウイルス不活化についてちゃんと次亜塩素酸水(強酸性ではない40ppm)で検証されています。
コマーシャルベースかもしれませんが、次亜塩素酸というサイトがありました。まだ読みほどいてないので時間があるときに読んでみます。ただ、どなたが書いたのか、全く分からないので心配は残ります。

次亜塩素酸水(強酸性電解水)は自分が精製し、使ってみて本当に「鮮度」が大切だとわかりました。また、生成器、精製法も大事だと思います。

プランビー(これは生成器の販売会社であり完全なニュートラルではないかもしれましれません)の検証動画をみましたが、自分がPH、塩素濃度を計測してもほぼ同じでした。
1:鮮度
2:NITEの資料

もちろん、Lancet, NEJMですら査読スルーの論文でいかがわしいデータがあり、掲載取り消しがでるような時代です。WHOなんて当初マスクは無意味、とまで発言していたものでした。検証により今後状況がかわることはもちろんあります。しかし、メディアに一喜一憂すること、あさはかに反応することだけは絶対にやめた方がいいと思います。
今回のコロナウイルス関連で少なくともまっとうな臨床医は今までよりもさらにマスコミ(ワイドショー)の偏向報道に嫌気が差したと思います。

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