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2015/07/12

TOPIC2015

TOkyo Percutaneous cardiovascular Intervention Conference =TOPICという日本で最も大きなインターベンションカンファレンスに参加させていただきました。昭和大学横浜北部病院の落合正彦先生、済生会横浜市東部病院の村松俊哉先生、東邦大学大橋医療センターの中村正人先生、葛西昌医会病院の朝倉靖先生がDirectorとなり、10年以上続いている研究会です。私は外来のスケジュールや病院行事のこともあり、0泊3日というスケジュールで参加させていただきました。落合先生のライブでCrusadeパラレルにおける匍匐前進の正しいワイヤーセレクトについてのコメントを調度拝聴できたのがよかったです。本当は末梢ライブ、最終日の村松先生のライブ、あるいはSUOH03の挙動や耐久性をみたかったので不完全燃焼ではありました。
TOPICは3500人規模の学会です

いつものように外来のあと、荷物をパックして高速バスで東京に。


約800km、11時間の長時間ですが、乗り換えなしの3列シートなので、新幹線のグリーン車や飛行機のプレミアムシートよりも楽々です。

しかも4枚綴り回数券だと片道9700円。移動+ホテル代としては激安。

渋谷のモーニングは西条出身の方が会長をされている「富士そば」で。最近リンガーハットをはじめとして「付加価値」を見直す動きがありますが、富士そばは昔から「生麺の使用」「大理石の床」など質にこだわっています。いくら安くてもまずいものはいりません。
落合先生のライブは満席でした。会場内撮影は禁止でした、、すみません。Crusadeパラレルをするとき、ワイヤーは一本目より2本目、2本目よりも3本目が硬く鋭くあるべきだ、ということ、Agreeです。さすが日本代表。

私はその朝とその夕にそれぞれ演題発表をさせていただきました。本当はSleder-ClubのLectureを拝聴させていただきたかったのですが完全に時間がバッティング。残念きわまりありませんでした。

このFailureに学ぶ!というセッションは1例1例を徹底検討するという非常によいセッションでした。座長、コメンテータの先生方の選択もすばらしく、プログラム委員の先生方に敬服です。高岡市民の平瀬先生、もともとファンでしたが、今回さらにファンになりました。

エコーガイドって凄いんですよ。僕はカリッカリの画像がすきなのでTOSHIBAのAplioです。グラフトは本当に邪魔になり、さらに正常血管をふくめた周囲の組織をひっぱることもあるので、要注意です。数年前の京都桂EVTコースで浦澤先生から教えていただいたことからの実践例を提示させていただきました。

とんぼ返りの東京でしたが、すばらしいシラバスもいただき、自分自身のUpdateに極めて有意義な学会でした。今回は、看護士1名、ディーラーさん2名の全期間フル聴講もあり、戻られた後、いろいろ教えていただけることが楽しみです。地方の場合、なかなか情報がはいってこず、日本国内でも「デバイスラグ」が生じてしまうことが多々あります。メーカーは地方を軽視する傾向が強いため、ディーラーさんがどれだけ勉強して、努力して、自分が使いたいデバイスを準備してくださるか、ということが患者さんによりよい治療を、より安全に、より広く行えることの鍵となります。西原君、また遠征しましょうね。折角一緒に勉強しにきてくれたのに、富士そばランチでごめんなさい。

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