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2013/05/18

岸和田徳洲会で見学させていただきました

5月14日火曜日、岸和田徳洲会病院で行われた、Terumo主催の「Senri+MISAGOワークショップ」に参加させていただきました。なんと、、PPI7例。うちCTOが3.Iliacが1,SFAが2でした。朝9時30分に始まり16時過ぎには終了。その間にACSも入っています。
今回、私のメインの目的は横井先生の35チャッチャを行う上での小さなTipsを見せていただくところでした。また、アプローチサイトの決定、術前、術後評価をどうされているか、というところに興味がありました。おおむねハイボリュームセンターは「心臓や血管の専門病院」か、巨大病院になりがちですが岸和田徳洲会は300床、地元の2次救急病院というところなので、どのように他科とのバランスをとられているか、ベッドのやりくりをしているか、スタッフの教育、疲弊しないポイントは?というところに興味がありました。症例数が増えると、それに連れてフォローしなければならない検査も増えてくるため、検査室(エコーや放射線)がパンクしてしまいます。(実際にパンクしかけたことがありました)

今回は、私以外に、看護師2名、臨床工学士1名、生理検査技師1名の大所帯で参加させていただきました。まず、カテ室の木下婦長、強力でした。やはり女性のこまかな気遣い「整理整頓」「だれでもわかるマニュアル」の整備は10年かけてつくられていたとのことです。フルカラー写真で常にUpdateが行われており、いつこんなにできるのだろう、と帰りの車の中で話したものです。
「医師は治療、工学士は安全管理と機械、RTは画像と被爆管理、看護師は患者という視線。その上でオーバーラップを。」この言葉は、うちのコメディカルが大きな感銘をうけました。もういちど、それぞれのポリシーをもち、業務マニュアル作成の上で、見直しが行われそうです。すばらしい。
やはりフォローはエコーでした。透析患者で、しかもステント後は本当に難しいものです。岸和田病院は以前、伝説のエコー技師、竹本さんいらっしゃった病院で、まさにその方がPAD診療を立ち上げられたといっても過言ではない存在です。私も何度も講演、ハンズオンでお世話になりました。その方が去られた後も、ちゃんと後任がそだっており、6人で年間44000件のエコー検査が行われていました。そしてその大半が透析患者さんで、難易度が高いこと、クオリティーは内腔評価はもちろん、PSV、PSVRなども完全にとられており、Ad−HocPPIができるものでした。
カテ室で。ありがとうございました。広く、使いやすく、わかりやすい。
そして、「シンプルで清潔」

藤原先生 JET本当にお疲れ様でした。CLI治療、ED治療についてまた教えてください。

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