久々の更新です。このブログは飛行機の待ち時間に書いていることがおおいのですが、CVIT以来、あまり乗ることがなかったためかと思われます。外来患者さんが増えてきたため出張そのものができなくなった、あるいは出張をTouch-And-goとしなければならなくなったため、時間的なものがかなり制約されてしまったため、あるいは出張が講演などの目的が多く、ラウンジでスライドの調整をしなければならなくなったことが増えたため、と思われます。いいことです。
新幹線の開業でにぎわう金沢で行われたSCJのWorkshop(共催:TRI-network Japan-china friendship meeting)に参加させていただきました。大きなアーチができていました。今回はANAのパックプランで予約したため、ANAホテルに宿泊することができました。普段とまることの多い、古く、狭く、かび臭い、あるいはエレベータの音がひどいホテルに泊まるのと、ちゃんとしたホテルにとまるのでは、朝の目覚めが違います。
金沢駅をのぞむ まっすぐ伸びるのは新幹線。このおかげでANAのパックプランが安くなっています。
金沢循環器病院 近くにJCHOなどもあり激戦区です。
斎藤先生、寺井先生と早朝から戦略カンファレンス。この1時間で学ぶことはものすごく多い。ライブのみに参加するのではなく、ワークショップではこの術前診断の検討、戦略のディスカッションをSuper-Operatorや実施病院の先生と打ち合わせをすることが最も勉強になります。ここがきまれば後は、術者にいかにして迷惑をかけないようにするか、患者さんの状態やモニターをみていくかということが助手の仕事の全てとなります。
Opening-remarksは斉藤滋先生(湘南鎌倉総合病院)
吉町先生をはじめ関係者の皆様 写真ありがとうございます。 術者は透視画像を、そのとき助手は透視画像をみつつ、モニター波形などをみています。
こちらは術者がおそらくワイヤーを曲げているところ。そこをチラ見しながら、そのあしもとがわで次の道具の準備をしています。 これは当院で僕の助手をしてくれている烏谷・鈴木・西原看護師から教えていただいたことで、それから自分がAwayで助手をさせていただくとき、常にその心がけを持つようにしています。男性の看護師さんは往々にして本当に患者さん、あるいは「人」に優しい方が多く、もっともっと医療現場で、リーダーとしてのの活躍が望まれると思います。
RCA#1から#3までのSuper-Long-CTO。しかもSecond-Attemptで途中にCTで石灰化も点在する病変でしたが、Septalを通したRetrogradeアプローチであっという間に貫通。何が凄いかというと、どこにワイヤーを持って行こう、としたとき、そこに必ずワイヤーがいく手技そのものもですが、どのマイクロカテーテルをどこで使い、どこで何に交換する、ということ、どのバルーンをどこで使うというところに1分の迷いも、躊躇もないことです。普通の「中級ー上級」オペレータが施行しても成功しない、あるいは時間・造影剤・被爆がかなり増えるところをLegendと称される先生方はB2病変程度の時間と侵襲で行われます。
金沢循環器病院では、エキシマレーザーも。ISRに対して、プラークの蒸散は非常に有効だと感じました。出力は最大がやっぱりいいですね。以前留置されたステントの外でも一部蒸散させられるのではないかというDiscussion、勉強になりました。レーザーもロータも施設基準などというものがある意味がわかりません。術者ライセンスにするべきです。
患者さんの入れ替えの合間にCEの山本さん。若きチーフは、一人でポリグラフ操作、伝票作成、道具だしをこなされます 丸一日本当にお疲れ様でした。
レーザーや ああレーザーや レーザーや ほしい。本当に欲しい。
自戒のSCJ総会は神戸で4月8日から10日。 高橋院長が主幹です。
中国の先生型からのプレゼンテーションもありました。今回日中、となっているため、会場では公用語が英語でした。となりに日本人で海外でも活躍されていらっしゃる先生が沢山いらっしゃるため、コメントのときにたくさん助けていただきました。こうやって海外にむけてトレーニングするのも一つの機会だと思ってがんばりました。
小樽の高川先生 基本シースレス3Fですから・・・ 本当にすごいです。。
斎藤先生、松陰先生のライブの座長は高橋院長。絶妙なタイミングの振りとコメンテータ選択は毎回勉強になります。
金沢循環器病院の名村CEOの後締めで終了。この病院が一体感があり、患者さんにもスタッフにもホスピタリティーが高いのはこの方がCoreとなり取り組まれているからだと思いました。トップは本当に大切だと思います。
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