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2015/09/28

これからはじめる天体写真のABC

久々に晴れた夕方。星の写真でも撮るか、と思っていたところ「明日は中秋の名月でスーパームーン」というニュースを見てしまいました。月が出ていると星の写真は撮れません。白ぼけてしまうか、全く何も写らないか、というものになってしまいます。
というわけで、月を撮るしかないというシチュエーションでした。Facebookに天体写真をこれまでにもいくつかUpしましたが「どうやったら撮れるのか」というメッセージをいくつかいただきましたので紹介させていただきます。
1:追尾装置(赤道儀)ご存じの通り、天体は日周運動をしているため、必ず追尾装置が必要になります。いわゆる「赤道儀」というものです。星夜写真(星座や天の川など)であれば、通常の三脚に簡易赤道儀で十分です。一番知られているのはビクセンのポラリエですが、「結構」します。
http://www.vixen.co.jp/product/at/polarie/index.htm
ペンタックスを使っているのであれば「アストロトレーサー」もいけます。
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/o-gps1/
しかし、これでは、望遠レンズは絶対に搭載不可能です。望遠レンズで追尾するためには、高橋製作所であればスカイポートTG-SP:搭載2.5Kg程度 (本体63000円だがいろいろいれると10万)
http://www.mmjp.or.jp/takahashi-sb/data/tgsd.htm
またはPM-SP:搭載4Kg 118000円(高い!)
http://www.takahashijapan.com/ct-news/news_topics/news_pm-sp.html
後者であれば、APSなら400mmクラス、フルサイズなら300mmクラスの望遠レンズが乗ります。ただし、三脚もしっかりしたものが必要で、スリックのカーボマスター800シリーズが必要だと思います。
左がTG-SPに5cm屈折望遠鏡(廃盤) 右はP2s(PM-1の前身)に9cm屈折望遠鏡(ちょっと赤道儀がしんどそう)

実際の撮影では、カメラをつけるため、モーメント荷重を考えると鏡筒+2Kgと考えるべし

2:レンズ:月であれば600mm程度で下記の通り写ります。望遠鏡であれば、BORGの50mmなどで十分ですが、理想的には「フローライト」、そうでなくとも「SD」レンズを選択しなければ、色収差が激しく、吐き気をもよおす画像になってきます。「イメージサークル」という文字もありますが、それは今のAPSCであればどのような被写体でも問題なし、フルサイズであっても月や土星・木星程度であれば、問題有りません。ただし、ほんのわずかな振動でもぶれるため「ピントを合わせるところ=接眼ユニット」がしっかりしたものであること、ピント微調節装置は「必須」です。
木星は大きく明るいため、76mm程度の望遠鏡で150倍程度でも十分ですが、土星は暗く小さいため、100mm、理想的には120mmで200倍程度の拡大が必要になります。口径の3倍程度の倍率まで、バローレンズ(拡大レンズ・Extender)を用いると可能とされますが、大気条件の悪い日本では2倍程度にするほうがかえって綺麗にとれます。
3:屈折式か反射式か
扱いやすいのは屈折式ですが、120mmの3枚玉(F6前後)のものになると40万円くらいします。2枚玉のF8であれば、120mmで25万程度となりますが、どうしても色の収差がでることや、アンドロメダなどの星雲を撮るときには、暗いため、F6前後の明るいものがおすすめです。反射式はかつて20cmが25万円程度で売られていましたが、最近は扱いにくいことから減少してきています。私は1990年製のMT-200という口径200mmー焦点1200mmというF6反射を使っていますが非常に鮮鋭な画像が得られます。口径こそ力とはよく言ったもので、大気の条件がよい場合は20cm反射望遠鏡はすばらしいパフォーマンスを出してくれますが、私のお気に入りの高橋製作所はもう製造していないため、中古でMT-160かMT-200を探すほかありません。屈折であれば、タカハシFC-76DCまたは100くらいが扱いやすく、稼働日も多いと思われます。それ以上大きくなると、全てが大きく重くなるため、稼働率が高くなると思います。120mmの屈折はかなり重いです。
http://starbase.dw.shopserve.jp/SHOP/TS-Te12.html
ビクセンではAX103、あるいはED115という機種は少なくとも、眼視であれば、かなり鮮鋭な画像をだしてくれます。質の悪い20cm屈折望遠鏡よりも高性能10cmの方が明らかに美しいものです。主流は3枚玉ですが、10万安くて口径が15mm大きいというメリットは大きく、自分が買うのであればED115にします。 これらはヨドバシカメラでみることもできます。
http://vixen.co.jp/product/at/tube/261604.htm
http://vixen.co.jp/product/at/tube/261444.htm
かつて、PENTAXが超高性能写真撮影用屈折を出していましたが、それが、数年前にビクセンで復活(VSD100)
http://www.vixen.co.jp/lp/vsd.htm
しましたが、62万円とかなり高価で、しかも眼視には使えないものです・・・
4:撮影方法
月、星雲、星団は「直焦点」という方法で望遠鏡を直接カメラにつける方法です。カメラアダプターにカメラマウント(通常Tリングといわれる)をつけて撮影します。月はかならず「欠けているところ」でクレーターが見えるため、そこでしっかりとピントをあわせておいて、真ん中に移動する必要があります。望遠鏡のレンズは、望遠レンズと違い、中央と周辺でかなり画質が違う(そのためイメージサークルという言葉もある)ため、必ず中央で写真を撮る必要があります。星雲や星団は感度を1600から3200として、1分から3分程度の露出でOKです。感度が許せば、6400でも12800でも、ぶれやズレをなくすため、イイと思います。 ちなみに、普通に目で見ても、星雲星団は「ぼやっとした白いもの」がある程度で赤くみえたり、渦が見えたり、ということはありません。「メシエ」という番号がついたものは小さな望遠鏡でも比較的見やすいため、撮影しやすいです。

満月 SKY90+エクステンダーで800mm相当 ISO400で露出1/800秒 色温度:太陽

満月 SKY90+エクステンダーで800mm相当 ISO400で露出1/800秒 色温度:曇り

アンドロメダ大星雲(M31) MT-200直焦点 1200mm相当 ISO3200で露出3分程度
オリオン大星雲(M42) MT-200直焦点 1200mm相当 ISO3200で露出3分程度
(馬頭星雲やM78星雲は小さく、暗いので一気に難易度があがる)
 
木星・土星、あるいは「惑星状星雲」など小さな被写体は「拡大撮影」といい、望遠鏡に接眼レンズをつけて拡大率を上げた撮影方法が必要となります。わずかな震動でもぶれてしまいます。木星を9cmの望遠鏡で150倍で撮るとすると、概ねISO800で1.5秒程度、土星であれば、ISO1600で2秒程度が目安でしょう。しかし150倍程度では土星は「暗闇に浮かぶUFO」です。2000万画素オーバーのカメラであればトリミングして拡大するのもアリでしょう。
木星 MT-200+エクステンダー+Or7mm拡大撮影 (200倍程度)

昔はフィルムカメラでASA400、いいところ800のものを使い、10分、20分、あるいは60分ととっていたものですが、今では、ライブビューを使い、月、あるいは明るい恒星でバシッとピントを合わせておき、ガイドスコープ(場所を合わせるためのサブ望遠鏡)でターゲットを入れて、シャッターを押す、という方法がスタンダードです。その一方で、ピントがかなりシビアになってきており、ピント微動装置が必須になってきています。
また、大気条件も年々悪くなってきており、20cmの望遠鏡を活かすことはほぼできません。それもあって、120mm程度の高性能屈折望遠鏡が売れていると思います。
接眼レンズは「みるため」のものと「撮影するため」のもので違ってきます。みるためのものならビクセンのLVシリーズは見口も大きく、明るく、視野も広く、とても見やすいです。撮影の場合はタカハシのAbbeやLEシリーズでなければ、カメラアダプターの中に入らないこともあります。

赤道儀のおすすめはタカハシであれば、PM-1に76mmの屈折または60mmの屈折+星野カメラ、EM-11Temma2Mに100mmの屈折、EM-200Temma2Mに120mmの屈折(130mmも可能だがかなり高い)がマッチするとおもわれますが。EM-200以上になると大人の男でも重いです。EM-11であればなんとかなります。PM-1でもちょっと重く感じます。
ビクセンであれば、最新のSXPまたはSXD。モーターは絶対にステッピングモーターが必須となること、機種によって「自動導入コントローラ:STAR-Book-TEN」がついていないものもあるため要注意です。

三脚もしっかりしたものが必要でこれだけで数万円します。

望遠鏡そのものは買い換える(アップグレード)することがあっても赤道儀は高価でありなかなかアップグレードできないため、最初から、しっかりしたものを購入し、使い慣れておくことが必要だと感じます。真っ暗な中でコントローラーやハンドルを触るにはどうしてもそれらを自分の体の一部にする必要があります。

まずはしっかりした三脚(スリックのカーボマスターかベルボンでも同等のもの)と自由雲台、それにペンタックス一眼+アストロトレーサーでTryをおすすめしてみます。

ほか、KENKO、アメリカのセレストロンやミードなどはコンピュータの導入も早く、使いやすいものも多いと思いますが、自分で使ったことがないため、なんとも言えません。

2015/09/22

趣味の天体写真

小学校1年生の時に、夏休みの自由研究で「日の出の場所」テーマして以来、天体の世界にはまりました。その後、西条市こどもの国が月1回開催してくれていた天体講座に数年間、参加させていただきました。小学校3年のときにFC-50+P2sを購入してもらい、ずっと夏・冬のたびに撮影をしてきていました。最終的にはMT-200+NJPというシステムまで購入してもらい、鉄筋屋のライトバンで北に南に、、父に連れて行ってもらってました。
昨年はアンドロメダ星雲、オリオン大星雲の撮影に成功しましたが、今年は異常気象のためか、曇天あるいは湿度が高い日が続き、ようやく本日、小型機を出すことができました。上弦+αの月ですが、ノートリミングでこのショットは我ながらよく決まったと思います。 月が出ていると明かりのためにほかの天体は撮影できません。徐々に気圧も下がってきており、湿度も上がってきているため、月が没する0時以後は撮影が無理かと判断し、撤退です。
これが望遠鏡です。昼間に極軸やファインダーの設定、モータードライブの点検
本日は右側のSKY90とP2Sにしました。

高橋製作所 SKY90+P2s VixenLV15mm TCA-4で拡大撮影
ノートリミング


今回のベストショット2枚です。カメラはFujifilmX-T1。ホワイトバランスを「晴天」に設定したところ、いい雰囲気になりました。残念ながら雲も多く、条件が悪いため、ASAは1600でシャッター速度を上げています。秋までにはなんとか星雲の写真を撮りたいものです。

2015/09/20

続・・携帯プランの検討中。

AUから1700円の5分未満通話プラン(スーパーカケホ)こちらは通信を3GBから選べます。当然ながらSBも追従し、スマ放題ライトを出してきました。しかし、5GBからしか選べません。どうやらこの記事をみると、SBは5GBにしないと通話料がPayしないからだと思われます。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/interview/20150918_722017.html

Docomoは大手なので幅広いユーザーがいるとして、KDDIを母体とするauは前身がIDOやセルラーであること、自動車業界(とくにトヨタ)、電力系との提携もあるためか、ビジネスクライアントが多く、通話はほとんどなくデータ通信(テザリング)が多い。最近になてauひかりとのファミリーパックでnon-busuinessユーザーも増えてきたのではないかと思います。
かたやSoftbankはJ-Phoneが前身(菊池麻衣子さんのCM:ギガボイス)であることからか、imodeよりも先にSkymailをはじめたこと、「2社よりも電波は繋がらないが値段もちょいと安い」ことから、学生やファミリーユースが多く、通話が多い印象です。データ通信は、iphone率が高いことから、通信量もキャパシティーぎりぎりではないかと思います。

auもDocomoもiPhone発売時、通信障害が多発しましたが、SBは起こっていません。おそらくiPhoneをはじめから売っていたことから、そのノウハウを得ていたから、パニックが起こらなかったのかと想定しました。。で、そのノウハウが・・・
この、コンテンツ・巨大ファイルのやりとりによるデータ制限という言葉が鍵でした。


*実際の通信量はAndroid>iphoneとのことだが、台数の普及数があまりに違うため、iphoneを飼ってしまうと一気に通信量が増えてしまったのではないかと推測。

どうもDropboxで巨大なPowerpointのデータ(最近は動画プレゼンテーションが多いので最低でも500MB、大きな場合は1GBオーバー、それ以上もある)をiphoneで同期すると「急に速度がでなくなる」ということを何度か経験、、、何でだろうと思っていました。

「10GBが割引」となっており、これなら肥大がすすむDropboxのためのデータ通信にも対応できるかと1700円プラン+10GBにしておいて、auを1700円のスーパーカケホ+3GBの最小にするかと考えていましたが、残念ながら使い物になりません。

SBは2700円の通話+2GBのミニマムにしようと思います。ホワイトプラン+2段階定額にしても。。。
なんと15MB通信したら6200円!!
メールとその添付、いつのまにかされているアップデート・・モバイル通信を切り、全てWiFiか他の端末からのテザリングにしないかぎり、瞬殺されます。それではiphoneの意味もなくなってしまいます。(iphoneはBluetoothPANの子機機能がないため、WILLCOMのWX12KからのBluetooth-PANテザリングができない!)

auをUQにできれば、一番いいのですが、Navitimeを使いまくり、通信データも毎月ほぼ7GBぎりぎりまで使っているので、今回は、auをスーパーカケホ+5GB、SBはスマ放題+2GBにしてみます。2年オーバーのFJL22、次のau^ARROWSが出るまではがんばって欲しい。サポートに入っているので、無料でバッテリ交換していただけるのが救いです。以前静電気で壊れたときもすぐに新品が届きました(Felicaは大変でしたが・・・)

これを考えると、WILLCOM、、サヨナラですね。「誰とでも定額」は他社が話し放題プランを作ってくれるまで、仕事の電話でものすごくお世話になりました。数万円かけて機種変更したばかりなのに(涙)(涙)(涙) 3年以上前の機種を使い続けている弟に譲ろう。

2015/09/13

携帯電話(スマホ)の整理を考える いつの間にか「無料オプション」「Value値引き」終了の怪。

まったく、au(KDDI)もソフトバンク(ヤフー)もわかりにくい・・・でも、携帯を持っている方は是非読んでいただきたい記事です。 図表はSoftbank、au、SHARP、ワイモバイルのサイトから引用させていただきました。2015.9.13 23時現在のものです。

今回、iPhone発売にあたり、各社(Docomoのぞく)のプランを調べまくっています。コワイのは、いつのまにか「無料期間」がおわること。Softbankで2年前の今頃iPhone5Sを購入された方!!「ゼロから家族」プランは2年経ったら無料じゃなくなります。電波だけ活かしておいてSIMがあれば、アクティベーションもできるから、とiPodがわりにしているiPhone4、4S、大丈夫でしょうか?? これがこの記事を書くほどまでに調べ上げたきっかけでした。もちろん、気づいた瞬間にショップに行き「解約」で、今回4Sまでは25000円で下取りしてくれるので、下取りにします。

この下の方の「3年目以後の・・・」と小さく書いている文字に真実が!さらにホワイトプランやベーシックパックもかかってきます!!

僕は仕事柄「絶対に電話が通じなければならない」ということで、循環器科FIXとなったとき、寮で確実にはいったAUをもちました。当時はFOMAも持っていたのですが、寮のトイレ、バスでは電波が入らず、呼び出しの電話に出られなかったことからの追加でした。それから、全病棟・外来に張り出されていたauは現在11年目です。変な番号も沢山かかってきますが、今でも全病棟や外来に貼っているため、これはどうにもなりません、McAfeeの迷惑電話ブロッカーをいれて対応しています。(Refills、Navitimeとともに、AUスマートパスで使用)
その当時は通話料金がものすごく高かったのと、これがW-ZERO3が使いたかったので、DDIポケット(現在はWILLCOMを経てY!Mobile)のPHSを併用していました。W-SIMというスタイルで、CF程度の大きさのカードさえ契約しておけば、あとは、ジャケットを買い換えるだけ(もちろん、秋葉原の白ロム激安で)。当時WindowsMobile(CE)の今日の治療薬、検査データ、ほか電子ブックでとってもお世話になりました。

四国に帰ってからもやはりauの電波は私の行動範囲において非常に強力でカテ室においても唯一入る携帯です。ただ、どうしてもはやりに弱い自分、iphoneを使いたくてSoftbankを持ってしまいました。既に4年です。ただ、これがきっかけで、apple-OSX・iOSの使いやすさにはまりきり、Windows95から7まで10年以上使い続けたWindowsから乗り換えてしまいました。まず、大きく広いトラックパッドに感動。Retinaで目も疲れない、そして特にOsiriXを使ったDICOMからMOVIEへの変換、Powerpointの作成効率は一気にあがり、本当に感謝すべき機械でした。
手元には3台。発信用のY!モバイルのPHS(誰とでも定額Super、400kbpsだがPANを使ったテザリングで上限なし)、病院やもろもろ着信用のauのFJL22(LTEフラット、7GBテザリングオプション付き)、そのままもちつづけているSBのiPhoneがあります。
10分で80%の急速充電ができ、Edy、ANA、JAL、Suica、QuickPay、T-ppoint、Pontaが入っており、フルセグでちょっとだけテレビもみられるFJL22は「神」機であるものの、24ヶ月が経過し、テザリングで出張があるごとに、毎月6Gオーバーというヘビーユーザーぶりからバッテリの傷みも目立ってきています。まあ、安心サポートにはいっているので、手数料を払って交換してもらえばよいのかもしれません。ただ、Felicaの機種変更はかなり面倒なので、そのままそっとしておきたい気持ちも山々です。
一方のiPhone5S。こちらも2年でバッテリがかなり劣化。レストアしたり、デフラグしたりしたものの、やはりバグが増えてきました。カメラ、動画の性能は、申し訳ないがFJLはこの機械の足下にも及びません。かなり優秀です。自分が遠征して行う講義の録画にも用いていること、スケジューラで「さいすけ」を使っていることから、iPhone6s-Plusへの買い換えを予定しました。最近のデジカメはWiFiで携帯に写真が飛ばせるので3インチ未満の小さな背面モニターでなく、5.5インチRetinaでの確認であれば、即座に削除することもできます。「電話」としてでなく、「悪条件下の高性能カメラ」「ビデオカメラ」「iPAD=スケジューラー、Bookreader」としての使用を考え、そのための10万と思っています。

auの帯域制限 3日で3GB
SBの帯域制限 3日で1GB
さて、ここで見直さねばならないのが、料金プランです。AU、SB、どちらも2013年の基本料金980円で通話なし、LTEフラット・パケットし放題フラットというプランで月7GBまで使用OK。テザリングは月500円のオプションであるものの、24ヶ月までは無料なのでつけておき、AUが一杯になったらSBという使用法で乗り切っていました。Dropboxのヘビーユーザーなので、出張を数回するとあっという間に5GBいってしまいます。
ただ、どちらも、7GBプランにしておくのはもったいないこと、いずれも来月以後はこのプランのままだと「テザリングオプション532円」の追加がかかること、から見直そうかと考えています。SBでは帯域制限にかかった経験もあることから、auをメインに、とも考えたものの、FJLは病院からの着信用で、バッテリは活かしておかねばならない、既に24ヶ月酷使され痛み始めている、Felicaもあるので機種変更など面倒でしたくない、というわけで、ルーター代わりに使うならiPhoneかと思っています。バッテリも大きく、安心、Felicaもないので機種変更もPCを使えば楽々です。電波もよくなったものです。そして、下のようなキャンペーンもあります。
話し放題の場合、5GBで月額6640円(2年間のみ=2年後の買い換えは必須!)に。
もっとも最近は殆どバッテリ内蔵型。ある程度のユーザーであれば、2年でバッテリ交換修理に出すか、機種変更は必須だろうし、まあいいか。

と思っていたが、下の方をずーーーーっとスクロールするとこんな、、Yahoo光にしないといけないのですね。

従来のホワイト+7GBだと月額5966円だが、2年の無料期間終了後は「何の通達もなく」テザリングオプション532円と通話料がそのまま上乗せとなる。さらに、今後はホワイトプラン+LTEフラット(7GB)には加入できなくなるようで、少なくともプラン変更から2年の違約金期間には難しそう。
こんなことが書いてあります・・・相手がSBとはっきりわかっている方であれば、通話していました。法人契約なので、メーカーさんでは結構多く、ビジネスタイムがちょうど無料だったので、WILLCOMが入らないときには重宝していた。

このようにサイトではなっていますがよく見るとデータ定額は「2GB」パック!!5GBにしてしまうと、完全な値上げに。。そもそも「発信し放題」の携帯は何台もいりません。

一方のauも誰でも割+LTEフラット(7GB)も同額だが、2年経過した場合、一括で購入していた本体のW-Value割引が減額、ほぼ同時にはいっていたのでau光のセット割引も減額に(涙) その代わり、長期優遇というものがあり、10年以上の私は、5GB契約でも「3ヶ月に1度」2GBをいただける。
ただし、この3ヶ月に1度は「契約開始月にもとづき、auがきめた月」、「翌月への繰り越し不可」という制限がネック。

正直、「話し放題」の5分以内1700円が出ることが先にわかっていれば、WILLCOMは解約していたかもしれない(涙)がもう遅い。既に端末を少し前に機種変更していることや、古い人間なので、どうしても「電話」のほうが好きなので仕方がない。
最終的には、auもsbも音声1700円にして、データはauを3GB、SB5GBにしておいて、テザリングしすぎで制限が酷いようなら、auを5GB、SBを割引上乗せ終了後「間髪いれず」2GBあたりにするのかな、と思っています。しかし、この数年間、発信を一切しないためか、AUもSBも定額料金きっちりの支払い。それでいて、パケットはどちらもほぼ上限ぎりぎりまで使う。こんな顧客が多いから、携帯会社もあの手この手で締め上げてくるのかなあと思ったりもします。そもそも、VoIPの品質が向上し、LINE(私はデータを抜かれるのが嫌なので基本的にはまず使わない)やFBのメッセンジャー、あるいはSkypeを使えば、回線交換による音声発信などいらない!ということも事実でしょう。MacユーザーはFacetimeを使っている模様。

Felicaはとても便利。生活必需品になっています。しかし、その代償はとても大きいものです。とくにEdy。

この機種はBluetooth2.1と古く、消費電力の問題もあるが、PANは使える。(DUNは使えない! USBでモデム利用の場合は別途IIJMioなどプロバイダ契約が必要) iPhoneやiPadはPAN子機としてのプロファイルは持たないため使用不可。Macbookは使用可能。

堂々と書かれている「パケット使い放題」「上限なし」

もうひとつ、auもSoftbankも制限がかかると128Kbps(まあ、それでも昔ISDNで64Kがでたとき感動したものだが)で使い物にならないとき、PANが使えるところ(MacBookはOK)では、PANをつかって400K(W-OAM type G)でテザリングします。そういう意味で、京ぽん以来、テザリングできるPHSである402KCは大きなバックアップの存在です。
ただし、ワイモバイルもSoftbank傘下。契約は「3年」が原則であること、特にショップでは「有料オプション」または追加金(頭金と彼らは言うが、実際は本体代からひかれることはなく、追加金です!!!)ということを指示されるので、契約は絶対にオンラインショップで行うことをすすめます。

<なお、どの「定額」「話し放題」でも104、0570(ナビダイヤル)は定額対象外です>

2015/09/11

木沢記念病院でのEVT-Workshop+中濃医療連携セミナー「第4回Cariovascular Disease Round table discussion」

木沢記念病院でのEVT-WorkshopでEVT-Operatorをさせていただきました。半年ぶり、2回目のWorkshopでした。前回につづき、今回も高度石灰化SFAのCaseを施行させていただきました。この病院も、スタッフのモチベーションが高く、血管撮影装置も末梢用として非常に使いやすい、20x30cmパネルのSIEMENS機でした。エコーも今回はリニアを血管条件に調整してくださっており、前回よりかなりみやすくなっていました。
カテ室前での集合写真。若いDRが多く、本当にうらやましいです。今度高橋先生にそのTIPSを教えていただけそうです!!
Case1は木沢の鈴木先生によるSFAのISR。両SFAの病変で一期治療とのことで、左上腕アプローチでした。AAAも有る方で、Bifurcation-Shotのあと、新調に4.5FParentをもちこみ、POBA。もう片方はZoneAなのにStent-Fracture。僕も初めて見ました。JADEであけてもめくれるだけなので、一緒に裸でSMART。Iliacにも75%狭窄があるため、そこにも裸でSMARTをして終了。あっという間でした。テガダーム1枚がどれだけ術者のストレスを減らしてくれるか、多少のTIPSは必要であるものの、圧迫が4時間と6時間で大きく変わってくる裸でMART。いかがだったでしょうか?

名古屋徳州会の青山先生も一緒に。世間は狭い・・・


Case2はSFAにビー玉状の石灰化が多数ということはすなわち、山越えをしようにもEIA-CIAも数珠玉、順行穿刺をするにもそこも石灰化、というわけで、「アプローチ」「穿刺」が成功の半分を担うというものでした。そして、残りの大半は「止血」で、その残りがWire-Crossでした。いつものように、エコーを利用し、CFA-SFA/DFAをマーク、プラークの少ないところをマーク、、、と思ったものの、SFAの石灰化があまりにつよくDFAの分岐がわかりにくい・・さらにプラークはどこでも全部あって、のきなみ後ろにシャドーをひいている、、という状況でした。Micropunctureは折れ曲がり、血管を押さえても、先端がつぶれてしまったので、断念。やむを得ず、禁じ手の金属針にRadifocus。オスのはいいが、抵抗が少しでもあったら、引くとダメ。。。SFA/DFAの分岐ができる角度にして、アングルの先端を落とし込みSFAをCross。4.5FParentでアプローチ。まず、NSEでPOBAをかけて、シースがある程度入れられるよう地ならしを試みるも、バルーンRupture。JADEの5mmでばしっとあけて(こちらは流石にPET素材のNCなのでRuptureせず)、シースを持ち込み。Flow(Run-OFF)を規定している末梢病変をいつもの4段ロケット(Command+Qualia+QuickCross-Select)にJADEで処理後、SFAに裸でSMART。 ちょっとひやひやするところもありましたが、SMARTとは10年来のおつきあい。きちんと留置し終了させることができました。
Case2 セカンドの鈴木NS、河田DR、間接介助+道具出しをしてくださった水野CEと。テンポよく手技ができました。ありがとうございました。
みきゃんにも応援してもらいました
ACTも定期的にとられており、放射線技師さん、工学士さんの動きも早く、看護師さんもちゃんと患者さんを視てくださっていたので安心して手技ができました。 サポートしてくださった、西条病院の鈴木看護師、木沢記念病院の河田先生、Producerの高橋先生、Directorの青山先生、本当にありがとうございました。

カテ室で鈴木NSのミニレクチャー(EVTのTips)45分、こちらもたすうの質問をいただきました。看護師さんのモチベーションの高さがわかりました。すごいです。


そして、最後は、連携セミナー。私は「どこまで進む?循環器科医が手がけるGlovalVascular Intervention」というところでお話しさせていただきました。進先生から想定外の質問をいただきましたが、真意がどこまでお伝えできたか、ちょっと不安はありましたが、ともあれ、終了。

青山先生 さすが紳士です。過分な紹介、そしてフォロー、質疑応答のマネージメント、本当にありがとうございました。

概論10分 各論と「必勝パターン」50分 合計60分。
もちろん、テクニックも大事ですが、診断や道具を使い分けること、5分をけちって5時間を費やさない、画竜点睛を欠くことをしない、現場の最前線で実臨床にのぞまれているDRの意見は一致しています。これからも木沢記念病院、中濃地域の医療連携、ますます発展しますように!