南国のゆず庵社長から教えていただき、この数ヶ月、カツオにはまっています。
もともと愛媛では冷凍カツオ=臭い、のイメージが強く普段から食べることは少なかったのですが、数年前に市内のスーパー「ラムー」、JA直販所「みのりちゃん市場」で愛媛県愛南町の「深浦かつお」を知り、臭くなくおいしいカツオが愛媛でも食べられる!とそれがあるときだけは買って食べていました。「びやびやがつお」という高級品でなく小さなものが多いですがそれでも1サク400円前後なのでお財布にもうれしいものです。
うちの両親はカツオが食べたくなると、中土佐久礼の市場にある食堂に行っていたようです。が、この武漢ウイルスにより外食も県外移動も自粛しているため残念ながら食べられなくなっていました。
それ以後は私がふるさと納税で高知県南国市に納税しその返礼品でゆず庵のカツオ(冷凍)と特製ドレッシングをゲットしたものを解凍して食べていました。もちろんこれも臭みがなく、この春から夏にかけてはかなりお世話になったものです。なにより流水10分で解凍できるので夕食の一品、あるいは深夜の酒の肴に最高でした。高級品の大きな1サクよりも150g程度にカットされたこちらの訳ありがおすすめです。
8月末の土曜日、ゆず庵が四国中央市のティアモ中曽根駐車場で土曜日の午後にカツオを販売します。という情報をいただきました。初回限定、1サク1000円という限定特価にもひかれ、ものは試しに、といってみたわけです。やはり生は最高でした。
翌々週も販売されるものの、カツオが大きくなったため1000円でなく1500円になるとのこと。まあグラム売り+この手の魚は大きければ大きいほどおいしくて高いのは当たり前なのでさらに脂がのって美味いだろう!と楽しみにしていたところ、「タタキでなく刺身がいいですよ」というアドバイスをいただき、人生初のカツオの刺身を食べました。タタキは腹身がすきでしたが刺身の場合は凄まじい脂によりこの腹身はかなり応えるものでした(いい意味です)。切るのも普通のステンレス包丁でなく、いの町の土佐包丁でなければ刃が滑るレベルでした。
高知県出身の先生から「カツオの刺身を熱々ご飯にのせて醤油でいただくカツオ丼がおすすめ」とその後伺ったのでその次のチャンスを狙っていました。
朝5時にメールで「戻り鰹で4kgのものがはいったからどうですか?」と教えていただき、2000円くらいのものを買わせていただきました。先月までのものとは「桁違いにおおきな」鰹とおもわれる大きな節でした。全回の教訓からタタキ=腹身、刺身=背身をお願いし、タタキは天日塩またはドレッシングで、刺身=アドバイスをいただいたとおりカツオ丼でいただきました。社長は自ら土佐久礼の市場にカツオの買い付けに行かれているようです。いつ寝ているのだろう・・・
氷見のブリで昔痛感したこと。6kgのブリと8kgのブリで値段が2倍したので自分は6kgのもの、一緒に行った友人は8kgのものを買ったことがあります。もう味が別物でした。ミカンと違い、大きければ大きいほどおいしい。これは鯛でもマグロでもカツオでも同じ。自分、ケチですがはじめの1000円のではなく、2回から3回でもこの戻り鰹の大きなものをまよわずお願いします。
20代前半までと違い、安いものを大量に食べる=おいしいものが少量になってきている40代。酒も一緒で、今では死語となった「一升瓶のラッパ飲み」「大ジョッキや男前ジョッキを浴びるようにビール」ではなく、備前焼のおちょこでウイスキーをちびちび飲んでいます。
さて、カツオに合う酒は何だろう。冬ならまよわず土佐鶴本醸造の熱燗。これは濃厚芳醇で山内容堂が愛したとされる強烈な酒。「酒王」の名に恥じない逸品。熱燗は本醸造に限る。冷酒なら安芸虎(入河内がその中でも特別においしい)、美丈夫(本醸造でも純米酒でも旨い)がおすすめ。ほか高知出身の先生は司牡丹の船中八策がお好みのようです。
最近は熱燗から米焼酎のお湯割りにはやっており定番ではあるものの球磨焼酎(自分はこの中では銀しろが一番好き)、麦焼酎は壱岐(ふつうの黒か
ほかふるさと納税でおすすめは
クラシックでとっても甘くて香ばしい芋けんぴ
冬におすすめは水沢市の南部鉄器の鉄瓶
ひだか村のこんぶセット(2021年は終了)
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