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2017/08/13

新しいEVT-Technique。

TOPICのときに浦澤先生から「最近はね、膝下の長いCTOのとき、硬いワイヤーでなくマイクロと組み合わせて3gのコーティングで通ることもよくあるんだよ」と教えていただいたことを検証。もちろん、超絶テクニックと、かけななれた指先の感触をおもちの浦澤先生と、凡人の私では比べようもないのだが・・・

個人情報保護法の関係で実際の画像が出せないのが残念。
Antegradeはともかく、Retrogradeからは、直線の場合、一番槍PAD2というJMS/KANEKA製造の硬く、穿通能力の高いマイクロを用いれば、COMMANDの3gでいける。なんどか突っかかるも、ちょっとフィーリングを変えて、当て方を変える。一瞬で貫通。035のKnuckleとは違い、どまんなか。
一時期、自分がよくやっていた、QuickcrossとRadifocus035で通していく、というものに近いか、あるいは、その直進版か。 いずれにせよ何例か検証は必要だが、SFAのZoneA-BやATAの直線部分でまずはTry。ZoneC/DやATAの肩、足関節以遠、最も難しい(と自分が思っている)POPについてはそれらの検証後に行ってみようと思う。

http://www.kaneka-med.jp/products/intervention/ip_020/

いずれにせよ、このJMS/KANEKAの一番槍PAD2というマイクロカテーテルは、また一つの時代を作るだろう。

ホロヴィッツとリヒテル

いずれも、旧ソビエトの巨匠、いや、20世紀の巨匠。
自分の中で、ホロヴィッツ=晩年の来日時のイメージで抑揚もなくのっぺりとした演奏、のイメージであったが、吉町先生から「いやいや、若い頃のホロヴィッツの演奏をきいてごらん」と教えていただき、全集を購入。
自分の印象が大きく変わった、ダイナミックかつ技巧的な演奏でした。現在最高、と評されるポリーニよりも叙情感があり、魔女とよばれる1970年代のアルゲリッチよりも奥深い。確かにホロヴィッツのショパン、シューマンは素晴らしいものであった。まさに「鍵盤の魔術師」、ミスタッチなし。
ところで、今回のリヒテルは久保先生に教えていただいたものである。リヒテルはウクライナ生まれであったことからか、晩年までなかなか西側にでることがなく録音も非常に限られ「謎のピアニスト」という言葉で知られていた。
さて、今回、没後20年を記念してのシューベルト、ベートーベン、2種類の新録音CDが発売された。自分は、シューベルトはよく分からないのでベートーベンのみ購入。

ヨドバシで売っていないため、AMAZONで購入。
https://www.amazon.co.jp/没後20年記念BOX-リヒテル-プレイズ-ベートーヴェン-Sviatoslav-Beethoven-日本語帯-解説付/dp/B06ZYWH34M
翌日届いたが、、これは凄い。1960年ごろの録音にありがちなノイズ多々、LP版かというような音ではないのがうれしかった。非常に強いタッチ。ホロヴィッツのような技巧を前面に出す演奏ではなくなく、抑揚を前面に出す演奏。で、かつ技巧的。前期ソナタはそこまででもないが、後期ソナタは非常によかった。
Classicalなピアノは、高音が研ぎ澄まされるものではないが、むしろベートーベンにはマッチ。

1986年製のPioneer Private B9はいまでもとってもいい音。昨年も高知のPioneerでメンテナンスしていただき、アンプも絶好調。現在、パイオニアはカーAV(Carrozzeria)のみのメーカーになってしまっているが、もう1度あの素晴らしい、コンポを作っていただきたいもの。それよりも、30年前の製品をきちんとばらして分解清掃してくださる会社の体制、そして「大切に使っていただきありがとうございます」というメッセージ付きで返送してくださった技術者の方には感動です。

2017/07/23

TOPIC2017

日本最高峰のカテーテル治療ライブであるTOPICに参加させていただきました。
今回、PCI、EVTとお仕事をいただき、PCIでは唐原先生のPCIビデオライブのコメンテーター、EVTでは、Slender EVTの教育セッション、フェローコースのEVT教育セッション発表させていただきました。


「満員御礼」裏コメンテータ、いいコメントだな〜と思って聴いていたところ、湘南鎌倉の高橋先生でした。さすがです。


一つ目の仕事、PCIライブコメンテータ、隣は蒲田病院の小山豊先生。最もはやくチーム医療に注目され、若手やコメディカル教育、心カテチーム作りというところに取り組んでしゃいます。その場の参加者やプレゼンター、座長をみてピンポイントでクリティカルなコメントを出されており、そのコメントをお聞きするだけでものすごく勉強になりました。コメディカルセッションのところでも、小山先生の一言一言で会場そのものが締まっていました。
翌日のEVT。これは毎回どのようなコンテンツにするのか、レベルにするのか、悩みます。腎動脈、腸骨、大腿、膝下、足関節以遠という部位。完全閉塞か、狭窄か。TandemかMultipleか。間欠性跛行か重症下肢虚血かというまず治療そのもののポイント。もう一つは、術者か、助手か、行っている件数がどのくらいか、という聴衆の興味対象というポイント。 そこで、スライドそのものは3パターンの対応にできる構成としておき、1枚目の挙手でどのパターンにするか考える、というものにしました。
EVTはなぜか、上級Operatorが行い、若手が行わないことが多い。PCIに比べてノウハウが少ないからかもしれない。とにかく、EVTについて「明確な論理と言語化」がされたテキストとそれに基づいた教育システムが求められている。
膝下治療を行っているかどうか=CLIを積極的にやってるかどうか。

1-2は概論なので外せない。3-5でどこを重点的にするかをはじめの会場挙手によってModify。印象だけでなく、持ち帰ってすぐに検証、実践できる内容でなければLectureの意味はないと考えている。
今回、初デビューとなった、ヤリパド2をもちいた最強ロケットの紹介


最終日の教育コース。ここでもEVTのお話でした。通常のものでなくちょっとかわったものを、とのことで、急性期深部静脈血栓症に対するTreatmentのお話を具体的な方法で提示させていただきました。当院は整形外科との関係がきわめて良好であること、医療圏で、緊急のIVCフィルター留置とカテーテルによる血栓溶解療法が行えるところが少ないため、院内、院外からの紹介が多く、5年間で20例の治療をさせていただき、もちろん最新のガイドラインや治療見解を踏まえてですが、Routineのワークフローができています。
ほか、時計台記念病院の浦澤先生のBKA。末梢がDSAで少しでも分からないが、Punctureができないときに形成外科医にお願いして開けてもらう、Agreeです。ポイントは、どこを開けるか。足首関節より中枢側は血管も太く、Spasmもおこしにくいため、露出後の穿刺は容易。その一方で、体表面からは深いことが多く(とくにATA)、止血困難が生じる。CLIなので、どこでどう対応するかは、その患者さんに応じてフレキシブルに行うしかない。
名寄の八巻先生からは急性動脈閉塞のLecture。これは摘要がとても大切。やるかやらないか。カテーテルか、カットダウンか。下垂足の診断は結構難しく神経障害は知覚神経麻痺有無(針でツンツンする)で判断するようにしている。CKはそのとき上昇がなくとも、基本的にはCHDF。状況が許せばHD。透析を担当してくれている外科の先生がフットワークが軽いこと、CEさんはALIでPPIを!となったと同時にCHDFの準備をしてくださるという体制もできている、一方でやはり、心原性塞栓は後ろに団体さんが控えていることが前提でアリどうしても厳しいインフォームドコンセントが前提である。
あと、幸せに感じたのは、自分が愛媛で仕事をしていること。松山赤十字の血管外科(山岡部長)のバックアップは本当に大きく、その存在なくして、「よい」EVTは絶対にできないということも改めて認識した。






6月のSTARTにかまけ、ブログのUpが久方ぶりとなってしまいました。研究会で最も大切なのは「会計報告」。会社によって入金日、決済日、書類発行日などいろいろあるため、11月の教訓から、翌月末をもって、会計報告を出すようにしました。学会・研究会で一番大変かつ大切なのは 事務局長 です。今回のTOPIC反省会で、事務局の道地さんの言葉は「十分な睡眠がとりたい」でした。TOPICは全ての日程・会場で人数をカウントされ、その後のコンテンツ、会場や時間配分を調整されているとのことです。だからこそ、毎年発展をし続けているということも改めて知りました。
また、来年。

2017/05/15

コンパクトデジカメの進化とiPhone

今日は「NPO法人禁煙推進の会えひめ」の大街道禁煙パレードに参加させていただきました。今回も、写真と警護が仕事です。パレード中、先行することもあってか、こちらをみずに「禁煙!ふざけるな」「たばこ税上げろ!ふざけるな!」と言われたり、ポケットティッシュを渡した瞬間、下に投げ捨てられたり、、いろいろありましたが、まあ、何事も無く一番町から高島屋まで約1時間のパレードを行うことができました。

さて、メインの仕事のカメラですが、今回、荷物の関係で普段のイベントで使っているLumixFX1000という1インチでズームもできるカメラでなく、コンパクトデジカメのみでの参加とさせていただきました。ズームもできたほうがよいかと、2013年9月発売の富士フィルムのFinepix F900EXR(ほぼ最後のFinepixFシリーズ)を持ち出しました。
が、大街道の準備、整列のところを撮ろうとしたところ、アーケードの中から外は完全に 逆光。FujiのEXRというシステムは感度やダイナミックレンジに応じて、画素の大きさを変えるというすばらしい機構で逆光、風景に「ものすごく強い」ことが売りですが、残念ながら高級シリーズのXというラインだけになり、高倍率ズームの機種も無くなってしまいました。
現在、自分のコンデジのエースであるSONYのRX100(初代 2012年発売)も万が一のバッテリ切れや故障に備えてもってきていました。そちらも壊れたら iPhone様 に登場していただく予定でした。
さて、結果ですが、、SONYのRX100の圧勝 でした。逆光でも「おまかせプレミアムオート」でちゃんと帽子の下の顔も分かる、そして色合い。ピントはさすがにセンサーが大きいことや、発売が1年前なのでFinepixに負けますが、ダイナミックレンジの広さや逆光補正には舌を巻くレベルでした。
Finepixは15000円くらいで買ったはずで、RX100は2016年に35000円(底値)で購入しています。やはり、値段なり、ということだったのかもしれません。



この初代RX100でこんなにいいのなら、このあとのM2からM5はどうなっているのだろう、、M4が9万円、M5は11万円。EOS-Kissのダブルズームよりも高価です。恐ろしや恐ろしや・・・あともうひとつ、ソニータイマーは怖い。

落合先生によるPCI-Workshop

「四国から出ること無く 世界最高峰の治療を」ということがコンセプトで、その名の通り、世界のSuper Expertである落合正彦先生が来院し、極めて難易度の高い冠動脈治療(右冠動脈慢性完全閉塞+他枝病変)の治療を行ってくださりました。
落合先生の手技の特徴は、必ず一つ一つの手順を省かないこと、常に冗長性を持たせておき、不測の事態にすぐ対応できるようにすること、全ての手技に根拠があることです。この根拠を言葉として教えていただき、さらにデバイスの使用法などについても、「参加しただれもがわかる」言葉や手作業で教えていただけることから、その卓越した手技に関する理解が「感覚」でなく「言葉」としてできることです。すなわち、その普遍性と再現性が論理的に証明されます。


個人情報保護法の関連から、詳しい情報を書けませんが、GCの選択法、造影剤の低減法、など落合先生が普段行われている手技を、四国に伝えていただくことができました。EuroPCR直前のお忙しい中、本当にありがとうございました。今回、3rdを務めてくださった大島先生、外でカテ室全体の統制をとってくださった見上先生、急遽座長をお願いした岡山先生、ありがとうございました。


2017/05/02

久しぶりの投稿です 書く力

久しぶりの投稿です。年始以後、体調不良や業務多忙にかまけて更新していませんでした。加えて、個人情報保護法の厳格な摘要を考えると、PCIやEVTの手技そのものについてもなかなか書きづらい、、と思っているうちに半年になりました。
そして、、6月はSTARTーPCI。最近はライブ、ワークショップの資金(ほとんどが術者や講師の先生方への謝金と交通費です)集めもかなり厳しくなってきています。そこで、必要なのが、広告協賛。そして、そのために必要なのが、プログラム集、となります。
昨年はPCIで約180ページ、EVTで約220ページのコースシラバス、的な冊子となりましたが、今年は、2016年のケースサマリーと、プレミアムレクチャーの抄録となりそうです。
そして、いざ、執筆、としたものの、文字が打てない。FBは比較的、投稿していたので、いけるか、と思いきや、推敲作業もほとんどせず、音声入力でサクサク投稿していたもので、原稿とは全く違います。
というわけで、やはりブログで書く力、書くためのネタを見つける力、ということを維持するのは大事だと改めて思いました。

今日の弁当(庄助さん)
毎日、昼ご飯は弁当です。大体仕出し屋さんの弁当が400円前後ですが、僕は庄助さんが好意でもってきてくださっている弁当をいただいています。仕事のなかで、ランチタイムというのは本当に息抜きになります。ふたを開けて「幸せ」と思えるものをいただけることはとてもうれしいです。もちろん、5月、6月のSTART、ランチの弁当もお願いしており、グレードアップしたものがいただける、とのことです。

西条もかつて、むさし、一幸、沢山の居酒屋があり、大将を囲んで皆が集っていました。しかし、今や、街中で残った居酒屋は庄助、ひょっとこくらい。寂しいなあとおもいつつ、ずっとおじさんにがんばってもらいたいなあとも思う今日この頃です。
これから夏になり、うなぎがおいしくなります。禎瑞のうなぎなので泥臭さはなし。それにおいしいタレがかかり、ガス釜のご飯でいただくのは最高です。



2017/01/01

謹賀新年 2017

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。


2016年は出張を大きくカットし、日常臨床への注力、そして四国内で「全国」や「世界」を直接体験できるLiveDemonstrationをコンセプトとした START の開催、そして、どこでも誰でも、そしていつでも「できるPCI・EVT」をコンセプトとしたシラバスの執筆に全力を尽くしました。お陰様で全ての患者さんの治療がスムーズに成功し合併症なし。3ヶ月、6ヶ月と外来で診察する中、全ての患者さんから「優れた治療を行っていただいて本当によかった。元気になった。」と感謝の言葉をいただきました。
PCI、EVT、PMI、RFCAなど、手術の件数について、数はいくらでも増やすことができます。しかし、大切なのは本当にその患者さんが困っているかどうか、急性期のみならず中長期の成績がいいか、というところです。2011年の立ちあげ当初のコンセプトをもう一度見つめ直し、「必要とされる」存在になれるよう努力していこうと思います。学会や他院での出張活動に関しては、本当に必要あるいは有益、「かつ」コンセプトがしっかりしたところのみ遠征する、とした2016年のポリシーを継続していきます。

本年も御指導宜しくお願い申し上げます。皆様の御健康、御多幸と、益々のご発展をお祈り申し上げます。

皇紀 2677年 元旦

これから勤務を控えた自宅にて

金子伸吾